ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

春の花の風景2021

2021年03月23日 | 日記
3月21日(日)、香川県に書道資料調査に行った時に撮影した花の風景を紹介します。脇町ICから塩江に向かう途中の道の脇にあったモクレンとレンギョウです。配色がすばらしい。


塩江美術館は、「ほたるの里美術館」という別名もあります。


ソメイヨシノが五分咲きぐらいでした。早春の山の芽吹きを背景にして、美しく咲いています。



美術館を流れる川には、クレソンが群生していました。水がきれいな証拠です。この川には蛍の幼虫も住んでいるようです。


この日は、この後に塩江の茶室と、坂出の寺院を訪問しました。今年は今後数か月かけて茶室に所蔵されている書作品の解読をする予定です。

大学に戻ってくると、廊下に生けられた花瓶の椿が大輪の花を開いていました。辻先生のお宅の庭に植えられている椿のようです。一番良い状態の時がたまたま休日で、誰にも見られずに勿体ないのでカメラに収めました。一期一会です。





呉昌碩と日本人士ー中国最後の文人と交流した書画文墨趣味ネットワークの人々ー

2021年03月20日 | 日記
3月20日(土)です。
四国大学の書道文化学科の集中講義「書道美学論」の授業を担当してくださっている大妻女子大学の松村茂樹先生から、記事掲載の依頼が来ましたので、ご紹介します。時節柄、PC上で鑑賞できるようです。

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3月16日より5月12日まで大妻女子大学博物館特別展「呉昌碩と日本人士ー中国最後の文人と交流した書画文墨趣味ネットワークの人々ー」が開催されています。http://www.otsuma.ac.jp/news/2021/musium0316

 これは、昨年、京都の宮崎家より、大妻女子大学博物館に呉昌碩「行書題画詩軸」が寄贈されたのを機に、呉昌碩および呉昌碩と交流した日本人士の書画を展示する展覧会で、大妻女子大学博物館の主催、大妻女子大学人間生活文化研究所共同研究プロジェクト「呉昌碩と日本人士研究」(研究代表者 松村茂樹)の助成になるものです。

 なお、この展覧会は、お越しいただかなくても、博物館HP  https://www.museum.otsuma.ac.jp にアクセスしていただけると、図録も展示リストもご覧いただけるようになっています。
また、後日、YouTube動画も配信する予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
松村茂樹拝
 

卒業式2021.3.16

2021年03月16日 | 日記
3月16日(火)です。毎年3月16日は必ず四国大学の卒業式として決められていて、どの曜日でもこの日に行なわれます。

コロナ禍の中、各科の代表者のみが参加して実施した全体会をZoomで保護者にWEB配信し、それを各科の学生は教室で一緒に見るというスタイルで実施しました。

私は研究科長で体育館の全体会に出席のあと、走って学科の授与会場(文学館2F)に行き、終了後に大学院の修了記念式(文学館1F)に行きました。会を正午までにすべて終了する日程になっていました。その後に書道文化館1Fで学生との写真撮影会に参加するというハードスケジュールでした。前半はカメラを部屋に取りに行く時間もなく、後半だけの撮影になりました。

後日、どなたかの撮影した写真が入手出来たら、掲載しますが、いま私のカメラの中に入っている写真のみを紹介し、雰囲気だけ見ていただきます。

大学院の修了式の様子です。修了生の猪井敏也さんの謝辞の最中の様子です。

コロナ禍のため、一昨年まで実施していた茶話会が出来ないので、近くの「カフェケストナー」の美味しいケーキを用意して、参加者に持ち帰っていただきました。


その後、書道文化館1Fで、卒業生との記念撮影をしました。今年のゼミの卒業生は6名いたのですが、1名は体調不良で欠席でした。皆さん、着物と袴で美しく着飾っています。木原和奏さんの作品を中心に写りました。


それぞれの道に進んでも、書道の精神を活かしてご活躍されることを期待しています。









無汸庵 綿貫宏介―絵画ト文字ノ新タナル邂逅― Kindle版

2021年03月11日 | 日記
3月11日(木)です。
去る11月の書道文化学会で研究発表をしてくださった豊田有里さんが、このたび研究著書の電子版をリリースされたとの連絡が来ました。
綿貫宏介氏は今年の1月末にご逝去されたいへん残念ですが、彼の作品は関西の商品タイトルや看板類に多く使われており、今後も長く人々に影響を与え続けていくと思われます。彼の業績は今後ますます評価されていくはずですので、様々な角度からの研究がなされるべきだと思います。
ご興味のある方は、ぜひどうぞ。詳細は下記サイトまで。

『無汸庵 綿貫宏介―絵画ト文字ノ新タナル邂逅』― Kindle版
豊田 有里
https://www.amazon.co.jp/dp/B08Y631591



風の駅さかもと 2021春の作品差し替え

2021年03月09日 | 日記
3月9日(火) 昨日の横断幕を届けに勝浦町坂本の「風の駅さかもと」に行きました。岡の上にある家屋がそうです。美しい桃源郷のような環境です。


御主人の鴻本浩さんに、届けました。たいへん喜んでいただきました。今後
木枠に貼って、横断幕に仕立てられるとのことです。


この住宅内に、四国大学書道文化学科の学生の作品がたくさん展示されています。こんな雰囲気です。


実は、2月28日(日)に、1年生2名(上里さん・藤井さん)に手伝ってもらって、作品の差し替えをしています。その時は多忙で撮影ができなかったので、今日は撮影だけしました。差し替えした新たな作品の作者の学年と氏名のみ紹介します。

3年 座安あかり

2年 吉元綾一


1年 藤井 愛

2年 田村優奈

1年 新城大稀

1年 児玉留美

2年 元木紀世美

左から 1年 丹生朱音   1年 麻植柚花

2年 鴛田光平

2年 河野幸太

3年 岩佐万葉

1年 千葉美由紀

1年 西村美咲

1年 笠井柚季

1年 嶌 雄大

1年 傍島ほのか

2年 勝瀬 樹

1年 芦田晴佳

3年 座安あかり

3年 松岡尚海

1年 中村華菜

2年 安部良夢

3年 石川フローラベル理奈

山里の風景の中で、ウグイスの声を聴きながら、静かに書道鑑賞をお楽しみいただけます。カフェではコーヒーやうどんもいただくことができます。
今年は、この施設の周囲に、様々な椿の苗を約300本植えています。今月末ごろが満開になると思われます。ぜひお出かけください。


小さい椿の苗がたくさん植えられています。数年後には、椿の並木道になるでしょう。


亀型の石のモニュメントの上にあるのが椿園の標識です。




風の駅さかもと(徳島県勝浦郡勝浦町大字坂本/カフェ) - Yahoo!ロコ

風の駅さかもと「不定休。お邪魔する前に電話をすると開けてくれます。...」:神山・勝浦・上勝 (retty.me)

徳島県勝浦郡勝浦町坂本字稲原19

090-5273-0653

2月28日(日)の搬入時のスナップ写真も掲載しておきます。
1年の上里美貴、 藤井 愛  のお二人です。
「風の駅さかもと」から見える「お雛山」です。

卒業生「かぜまーる」の揮毫による作品がたくさん展示されています。


作業後に2名が書画を記念揮毫して、鴻本さんにプレゼントしました。


なお、搬入時までに作品の裏打ちと額装の作業を手伝ってくれたのは次の3名です。ありがとうございました。

1年 嶌 雄大 ・ 新城大稀
2年 久保昂己

書道作品は、書いた後の装丁と展示方法も重要です。