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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

ありがとうの効果

2009-01-06 18:58:33 | 幸福のヒント

私が勤めている職場は親切な社員さんが多く
「ありがとう」という言葉がよく飛び交っているん
ですよ~。

こちらはパートという立場でごく当然のこととして
仕事をしているだけなのに、ありがとうと言われると
ちょっと照れてしまうというか、恐縮してしまいます(笑)。

でも言われるとやっぱり嬉しいですよね。

職場に慣れるまでは「ずいぶんありがとうカルチャーの
ある会社だわ~。業務内容も自分にあっているし、
いいところにきたかも」ぐらいにしか思っていなかったの
ですが、先日散歩をしていたとき、突如としてなぜ自分が
今の会社にお世話になることになったのか、その謎が
解けた気がしたんです。

それは単純なことなんです。自分もことあるごとに「ありがとう」
って言ってきたからなんだなぁ~って。

たとえば私は食べ歩きが好きで、行ったお店はかれこれ300軒近い。

よほど対応がまずかったりすれば別ですが、いつも帰り際に
「ごちそうさま」とか「おいしかったです」等、極力言うようにして
いるのです。

料理に本当に感動したときは、もっとストレートに気持ちを伝えたり
するので、お店の方が喜んでくださることがよくある。

お金を払うのはこっち(客)なのに、なんでお礼なんかいう必要が
あるの~という意見もあろうかと思いますが、心の法則からいっても
感謝することは自分も豊かになることだし、「感謝される」ということで
相手の方にも徳がつまれることになる。

つまり結局両者ともにウィン-ウィン(Win-Win)の関係を結んで
いることになるんですね。

だからもう習慣としてずーーーっと言ってきただけなんですが、
自分が言った「ありがとう」がめぐりめぐって今度は「ありがとう」を
聞く立場になったんだなあ、ってことに気がついて。

恐るべし因果の法則。

しかも、生きているうちに結果を受け取るっていうことはものすごい
スピードで自分に返ってきた、ってことになります。
この幸運を使い果たしてしまわないよう、謙虚に精進せねば……
と思う今日この頃です。


さて、連日「派遣問題」のニュースが報道されていますが……。

救済措置をとったり支援はすべきだとは思います。
気の毒な面もあると思います。

が、しかし。

企業のせい、政府のせい、そして多くの方が支援しているのに
感謝の心がなく文句ばかりいっている人が(少なくとも一部には)
いるように見受けられるのがどうも気になるのです。

マスコミでは派遣で切られた人を一律に「同情すべきかわいそうな
人たち。悪いのは企業、政府」という報道をしていますが、
私個人の意見を言わせてもらうならば「派遣切りされた人たちの
中でも助けてあげたいと思う人と、そうじゃない人がいるはずだ」
というのが本音です。

派遣村ではタバコやお酒を飲んでいる人もいたとか。

これはボランティアから支給されたという説もありますが(真相は
未確認)酒やタバコはなくても生きていけるものだし、そもそも
そんなものを支給するならもっと別なものを支給すべきじゃ
ないでしょうかね(タバコ屋さんや酒屋さんからの支給なのかも
しれませんが)。

報道からはわからないですが、仕事があるうちに実際に倹約して
いたのかとか、自分のスキルを高めるために投資をしていたのかとか、
その人のライフスタイルや考え方まで踏み込まないとわからないって
いうが本音です。

坂本哲志総務政務官の発言が問題になってますが、そういうことも
含めて現場を見て言ったとしたら、それは正論なんじゃないかと
私は思います。

私たちの血税も使われているということを考えると、どうせするなら
前向きな人、本当にがんばっている人を支援したいですよ。
文句ばっかり言っている人ではなく。

ここで印象深いエピソードをひとつ。

男性Aさんは生活保護を受けていて、人工透析もしている病気持ちの
64歳。

「まともに働いているやつなんてバカだ~」と発言をして、周囲から
ひんしゅくをかっていたそうな。

しかし、信仰心があったAさんは自分が生活保護をもらって
生活していることがだんだん苦しくなってきたそうです。

病気だし年齢も年齢だし、生活保護をもらっているといっても、
周りもみんな納得です。

それでもAさんは人から「もらって」ばかりの人生で本当にいいのか、
ということに悩み始めたんです。
そしてあるときついに「自分は変わろう」と決心した。

紆余曲折があったのですがまじめに努力している姿を見た知人から
セールスの仕事を紹介され、売り上げをのばしなんと! 64歳にして
生活保護返上。

生活保護返上のため、役所に手続きをしに行ったとき、「前例がない」
「前代未聞だ」と役所の人たちがビックリして全員出てきたんだそうな~。

まさに超ウルトラC的奇跡。
ある意味、「不治の病が治った」っていうよりよっぽどすごい
奇跡なんじゃないかと思う(笑)。

もちろん生活保護が必要な方もいるし、弱者切捨てを主張している
わけではないです。
派遣切りに対しても支援や対策が必要であるというのは先にも
述べた通りです。
ひどい企業も中にはあるので、権利を主張することを否定している
わけではありません。

でも、同じような状況にあっても、自助努力でそこから抜け出すことも
できるということ、これもひとつの事実なのです。

そのためには不平不満を増大させることではなく、セルフ・ヘルプの
精神と感謝の心を元手にすべきなんですね。

苦しいときに、前向きに努力しようとすることで希望が生まれ、
徳も生まれる。

そして、必ず因果は巡ってくるし、自助努力の精神があるところに
幸運はやってくる。
これはゴールデンルールです。

この経済不況・派遣問題が1日でも早く解決することを心より
祈念したいと思います。

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■今日の小ネタコーナー 1■
不況のときは、企業は人材育成・確保に
力を入れるとよいという説があります。
優秀な人材を確保できる可能性が
高い。この時期、採用や教育に力を入れる企業は
経営センスがある企業だと思う~。

■今日の小ネタコーナー 2■
以前このブログでもとりあげたの前書きに
「これからは厳しい時代がくる。いい人で、一生懸命
仕事をしていたとしても、それだけではこの
乱気流の時代に生き残っていけない。時代が
大きく変わろうとしているときに、それに気が
つかなければいけない」という趣旨のことが
書いてあったんですよね。
今になって、それは一種の予言だったのか……と
昨今のニュースを見て思います。



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コメント (5)
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