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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

トランスジェンダーになりたい少女たち

2024-04-17 15:07:45 | 本・映画・テレビ

最近読んで衝撃的だった本

「トランスジェンダーになりたい少女たち」

最初に明言しておきますがこの本の帯にある通り、この本の内容はトランスジェンダーに対するヘイトではないです。

当初、この本はカドカワから出版される予定であったが、出版差し止めの脅迫があり、産経新聞出版からつい先日、出版されました。
が、書店などに脅迫があった等、話題になった本です。

私自身はLGBTQに深い興味を持っているわけではないのだが、「言論の自由がなくなる」危機感というのは、日々、感じており、この本の広告をたまたま見たとき、ピピッとアンテナにきたため、即Amazonで電子書籍版を購入しました。

本書の内容をざっくりいうと、
アメリカで思春期の少女たちが、急にトランスジェンダーと認識して、家族とも断絶、身体的な手術を受けるというケースが増えている。
少女たちの両親は、LGBTQに反対どころかむしろその立場を理解し、中には支援している人もいるほど。

従来のトランスジェンダーは、(統計的に)肉体男性→自認女性というパターンが多く、その場合、幼少の頃からその傾向があらわれている。

が、この本に出てくる少女たちは、幼少の頃からそういった傾向がまったくなく、思春期のときにYouTubeやSNSなどの影響を受け、あたかも「洗脳されてしまったように」トランスジェンダーと認識、宣言する。

学校や精神科医も、少女たちの話をきき、じっくり考慮する時間を与えず、なぜか(?)トランスジェンダー宣言を肯定し、急いで移行をすすめるかのような対処をとる。(ホルモン剤の投与など)

結論をいっちゃうと、
メンタルが不安定な思春期に、SNSなどの影響を受け、自分がトランスジェンダーになったら全てが解決すると錯覚して安易にホルモン投与、場合によっては手術(乳房をとる手術等)を受けてしまう。

学校も、「本人が希望すれば、家庭には内緒で男性名を学校内で名乗ることができる」というルール(?)があり、両親が異を唱えても、「親が反対すると子供は自殺する」と言って何も言えないようにしてしまう。

先述したが、この本に出てくる両親は、ほとんどがLGBTQに対して寛容である。
自分の子供が、LGBTQならそれも受け入れるといっている。ただし、それには慎重に、時間をかけて判断してほしいと言っているのだが、洗脳された状態の子供たちは、意見を聞かない。

ざっと、以上なような内容です。

この本が、思春期の少女たちが性急にトランスジェンダーを自認することに警鐘をならす、という内容で、トランスジェンダーに対するヘイトではけしてない(と、私は読んで思った)にもかかわらず、出版差し止めの脅迫があったこと。
言論の自由が、脅かされることに危惧をおぼえずにはいられない。

日本のマスコミも、やたら「多様性」とかいうけど、私からみると「多様性という名の全体主義」に向かっているようにしか見えない。

日本もこの本のようなことにならないことを心から祈るばかりです。

興味のある方はぜひ一読をおすすめします。



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