家人の要望で「シン・ゴジラ」を見てきました~
『シン・ゴジラ』予告
当方、ゴジラにはさほど興味もなかったのですが
今回の映画、コレがなかなか面白かったんです。
ゴジラという正体不明の怪物が東京に上陸。
その対応に会議ばっかりやっている官僚、
責任とりたくないので決断を先延ばしにする
首相、いかにも政治の「日本的」な部分がアイロニーを
こめて描かれてます。
中途半端な人間メロドラマもなかったのが
よかった。
子どもの映画・・・というより、大人のための
ゴジラ映画。
子どもが見ても、たぶん、ほとんどイミフの作品。
気になったところといえば、やはり石原さとみ。
この人の演技が悪かった~云々というよりも、
この役柄にはあってなかったのでは???
というか、キャラ設定自体も、若いお嬢様~というより
ある程度、歳もとって冷徹さと腹黒さを持ってる
美魔女的なキャラの方が、シナリオの
流れ的にはもっとよくなったんじゃないかな~と
思った。
ゴジラ解析のヒントが「折り紙」でしたが、
あのアイディアはたぶん、ジョディ・フォスター主演の
「コンタクト」 から持ってきたものと思われ(←個人の推測です)。
完成形のゴジラより、最初に上陸したときの
幼生(?)のゴジラが、キモくて怖かった(-_-;)
破壊っぷりがリアルなので311にトラウマが
ある方は、見るのがちょっとつらいかも。
エヴァンゲリオンを作った庵野監督が総監督ということだけ
あって、全体の演出もほぼエヴァンゲリオン。
ここは好き嫌い、賛否両論が分かれそうなところでは
ありますが、
私的には
「エヴァンゲリオンの演出でゴジラを作ったら、
めちゃはまった」
というのが全体の感想でした♪
iPhoneで撮影