山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

フィットネス

2008-10-22 00:03:47 | 日記
フィットネスとは何か?
英語の苦手な私はふと考えた。考えたところで、わかるわけがないから、調べてみると、「健康を維持するための運動」なのだそうだ。
フィットネスクラブというのは、和製英語で、「各種の運動施設を備え、専門のインストタクターを備えた会員制のクラブ」(goo辞書より)だそうだ。

このごろフィットネスクラブに通う人が多くなっているように思う。
なぜ、そうなのかというと、健康のためなわけだが、20年前に健康のためにフィットネスクラブに通っていた人は今ほどいなかったと思え、それは、健康を気遣う人が少なかったからであるが、つまり、健康を気遣う必要性も少なかったからではないかなと思うのだ。

だいたい、メタボリックなんていう言葉も無かったわけで、そういう人間もあまりいなかったということではないか。
しかし、今や、メタボリックシンドロームというのは、社会現象なのだ。そして、同時にメタボリックシンドロームを阻止しようとする人間がフィットネスクラブに殺到しているのも社会現象なのだ。

なんでメタボになるかといえば、食べ物が欧米化してカロリーが高いものを食べるのも原因だし、どこに行ってもエスカレーターやエレベーターが設置されていたり、道路や交通手段も発達して、人間が自ら歩かなくても移動できてしまうというのも1つの原因なのだろう。

だが、振り返ってみると、昔もやせるために体操なんかをしていた人はいた。それはどんなものかと思い描くと、「美容体操」というものではないだろうか。そして、この美容体操というのは、3食昼寝付きの奥様方が太らないように、美しくなるように、体操をしたわけだ。

私がこの秋、初めて体験レッスンに行ったのは、文化センターで開講されている「整美体操」というものだった。これはヨガのような要素と、音楽に合わせて体を動かす運動もあり、またバーを使っての柔軟体操もあったが、結局のところ「美容体操」だなと思った。先生はすでに老年の域に達しているので、時代から言ってもそういうものだろう。
この場合、入会金5000円に3ヶ月の受講費が2万数千円ということで、合計3万円近くの金額がかかるものだった。
週に1回1時間ちょっとのことに、これだけの金額をかけるのは、いくら美容のためとはいえ、高いなあと思う。

というのも、それに比べて、フィットネスクラブのほうが断然安いということがわかったのだ。フィットネスクラブの場合は、月に8000円から12000円くらいかかるようだが、大体は毎日使い放題である。まあ、実際毎日通える人というのは少ないわけだが、それでも文化センターの習い事としての体操に比べたら断然自由がきく。エアロビクスやヨガ・ピラティス・水中ストレッチなどいろいろできる。シャワーやお風呂なども完備している。

思うに、もはや文化センターの形式は古い。そして、運動はやはりフィットネスクラブのように毎日できるというのがいい。
そして、いまや、三食昼寝つきの奥様ではなく、仕事人間が健康のために、体をほぐしたり、脂肪を燃焼させたりするために通うものともなっている。

実際、私の身の回りでは、会社の40代の男性がジムに通ったりしているし、また、若いOLたちもフィットネスクラブの会員になっていて、仕事の帰りに寄ったり、休日に通ったりしているのである。フィットネスクラブ以外にも、テニス・乗馬などのスポーツやフラメンコ・ハワイアンなどのダンスなどをやっている人もいる。
主婦の友人には、午前中にパートタイマーで働き、午後は毎日フィットネスクラブに通っている人がいる。平日昼間会員はかなり会費が安くお得なようである。

私も、こういう健康や体力づくりに力を入れる周囲の風潮に影響され、区の体育館に通いだした。区の体育館は数年前とは違い、民間に経営を委託しているのか、各種インストラクターがいて、まるでフィットネスクラブのようになっているのだった。
税金も使われているのか、会費がかなり安いので、私はここで「健康を維持するための運動」に励むことに決めた。



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