山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

世田谷美術館へ

2025-01-13 16:58:27 | 美術・美術館

久々に、世田谷美術館に行ってきました。
しかし、ちょっと残念な結果に・・・。

以下は、個人的な愚痴になります。

週末は、車を週に1回は動かさなきゃいけないという義務感があり、どこへ行こうかと悩んでしまいます。今日の選択肢は小金井公園か世田谷美術館へ行こうと思い、結局こちらにしました。

たまたまやっていたのが「東急 暮らしと街の文化」という企画展です。
私は独身時代、東急線沿線に住んでいたので、昔の様子なんかがわかるのもいいなと思ったのでした。

ここで、まず出不精の夫を連れ出すのに「あまり遠くなくて、ついでにおいしいものを食べるから出かけようよ」という誘いをかけました。
美術館入館料と食事代は誘った私が出すのが言わずの前提です。

美術館は、私が大学生、夫が65歳以上高齢者で800円+1200円の2000円でした。

で、美術館に入る前に、もうすぐ12時になるので、先にレストランで食事をしてしまおうと思ったわけです。本当は11時半くらいに着く予定だったのですが、洗濯物を干していてちょっと遅くなってしまいました。
レストランのホームページを見ると、予約はできないとのことでした。
で、もし満席で待つようなら、美術館に入る前に順番をとっておいて、展示を見たあとで食べればいいと思っていたのです。以前はその方法が可能でした。

ところが、レストランに行ってみると、もうすでに満席であり、以前のように順番を登録して場を離れることはできなくなったそうです。さらに、本日は団体のお客様が20名ほど入っていて、そちらへの料理サービスが優先されるため、一般のお客様への対応は後回しになるので、たとえ席が取れたとしても、料理が出るまでどれだけ時間がかかるかわからないとのことでした。

そのような状況でもかまわないということで、すでに3組のお客さんが入り口の前で順番を待っていました。
普通は一般客は80分の制限時間というものがあるそうですが、今日は料理が提供されるのに、かなりの時間を要するため、その制限時間は設けられていないそうです。
なので、先に入店したお客も80分を超える食事時間がかかり、その後、席が空いて入れたとしても、さらに料理がいつ出てくるかわからない状況となるため、ランチの時間帯を超えてしまうとのこと。

つまりは、これから順番を待って食べるという方法は不可能だということです。
簡単に言えば「本日のランチの受付は終わりました」という結論でした。

が~~~ん

実は、何年か前は何回かこちら(ル・ジャルダン)で食べたことがあるのですが、ここ数年はいつ来ても満員で入れません。
この頃、お客さんはどこも多いけれど、働く人がいないってことですね。

シェフも団体さんがいたらそちらにかかりっきりになってしまうみたいですが、団体さんだけで全席を占めるわけでもないのに、手が回らなくなるってことは、シェフの数も足りないってことなのでしょう。

そんなわけで、食べ物で夫を釣ってきたのですが、見事に計画は崩れ去りました。

・・・

で、まあ、昼ご飯は後で考えよう、と思い、美術館の展示を見始めました。

ところが・・・

なんか、意外に展示がわかりにくいというか、東急関係の資料や物品などがいろいろ展示してあり、写真パネルや年表もあるものの、どうもすんなり頭に入ってこないのです。

いちいち文字を読んでじっくり見学できないという、こちらのアホさが原因でもあるのですが、なんか、ああ、こんなだったんだ!そうだったのか!というような発見があまり見出せないのです。

せいぜい「浜美枝は、東急バスのバスガイドをしていたのか」なんてことかな?


入り口のほうの展示は、写真を写している人が複数いたので、撮影OKなのか、と思って私も写してきました。

このように、つり革や切符や電車の模型などが展示してありました。
駅長さんや車掌さんの制服などの展示もありました。
年表は、どの線がいつ開通したとか、東急系のホテルの開業の年なども載っていました。

・・・

ところで、一緒に行った夫はというと、なんか、ろくに内容も見ずにドンドコ奥に進んでいってしまいました。
この男、絵画などを見に来てもまるで関心がなく、あっという間に出口に行ってしまうのはわかっていました。
でも、今日は絵画や美術ではなく「東急線」なのですから、少しは興味があると思ったのです。

ところが、男だから電車に興味があるだろうと思ったのは大間違いで、私よりも電車・鉄道への関心は皆無であることが判明しました。
また、東急沿線に建てられた建築物や、作られた街などに関しても、なんら興味がないことも判明。

途中にビデオで映像が流れており、それを見たらちょっと東急線の概要がわかるのでは?と思ったのですが、満員で見づらいので、あきらめました。
年配のオジサンたちがぞろぞろ椅子に座っていて、その周りも人が立っていました。
やはり年配の男性は、昔から現在に至る東急線のことに興味があるのでしょう。

でも、夫は立ち止まりもせずどんどこ先に行ってしまったので、私は空きを待ってビデオを見ることもできませんでした。
その次の展示室は、もう鉄道ではなく、絵画になっており、こちらはさらに夫の興味のない世界です。

東急線に関する展示は結構少ないスペースだったなというのが印象です。
で、そのあとの美術作品なども、なんか速足で見て歩きましたが、夫の姿は見えず、結局出口のところのソファーに座ってまっているのでした。

夫に払った1200円は全く無意味でしたし、私のほうも、夫さえいなければ、もう少しじっくり展示物を読んだり眺めたりできたと思うのですが、できませんでした。

やはり今後美術館には絶対に一人で行くことにします。

出口を出てからの展示。ここは撮影可能のようだったので、なんだかわからないけれど写してきました。
夫の姿はまたどこかへ消えてしまいました。その先のトイレに行ったようです。

このポスターは、東急沿線で開催された過去の公演などのものなのかな???


何か知っているものはないかな?と思ったら小山実稚恵さんのポスターがありました。
これではありませんが、この人のピアノ演奏会に行ったことがあります。





お子様向けに東急のゆるきゃら「のるるん」が撮影スポットになっていました。

・・・

それから2階の「かわりゆくもの、かわらないもの」という展示を見ましたが、2階の展示は、いつものことながら、もっとわけがわかりません。
あと、高峰秀子の肖像画が何枚か展示されており、確かに本人に似ていました。

・・・

お昼は結局、夫はセタビカフェは嫌だというし、この辺りには食べたいものがないし、車でどこかへ行っても休日は混んでいるので、自宅に帰ることにしました。
家で無印の冷凍のグラタン(エビとペンネ・ポテトとベーコン)を食べました。

年を取ると、美味しいものを食べるのだけが楽しみになってきたりするのですが、このごろはなかなかおいしいものにありつきません。昨日はくら寿司に行ったら、2人で2500円と安かったのですが、あまりにもショボかったです。もっと高くてもいいから、まともなものが食べたいです。

なんか、ぱっとしない休日だったなあ・・・。

やはり気合を入れて朝から遠くの観光地目指して電車日帰り旅行でもいないと、目新しいことに出会えないですね。


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