山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

帰宅難民

2011-03-12 17:12:08 | 日記
地震、大変な被害になっていますね。
東京でもかなり揺れは強かったですが、震源地近くは、そんなものではなかったでしょう。まして、津波の被害ははかり知れず、言葉も出ません。

昨日は、自分の周りでもいろんなことが起こり、いろんなことを考えるときでした。
東京の問題は、交通機関が止まったことによる帰宅難民です。特に、お子さんを保育園に預けている人にとっては大変でした。両親が都心の会社に勤めていて、お子さんは自宅近くの保育園にいる場合、両親が職場から帰宅できないし、電話も携帯メールも繋がらず、保育園や近所の知人に連絡のしようもないのです。ニュースでは外を歩かず職場に待機することを薦めていましたが、職場のお母さん方は何時間もかかる道を歩いて帰りました。スニーカーを買って履き換えようとしたところ、お店も緊急に閉まってしまって買うことができなかったそうです。バスを乗り継いだり、タクシーの列に並んだりして乗り物で帰った人もいますが、タクシー代は莫大です。

私は自転車で通勤しているので、帰宅後、電車が動く見込みのないことを知って、小金井のほうの人なら車で送れるかなと思い、6時半ころ会社に電話をしてみました。しかし、電話はつながらないので、自転車で会社に行ってみました。すると、小金井や調布方面のお子さんのいるお母さんたちはすでに歩いて自宅に向かったということでした。
歩くといっても何時間かかることでしょうか?とはいえ、おいかけても途中で見つけることはできそうもないので、他の方を送って行くことになりました。

私がまずすごく遠くではない男性社員をその人の家まで乗せて行き、その人が自分の車に乗って会社に戻り、お子さんのいる都心方向の女性社員を送り届けるという方法です。都心は渋滞しているようですし、私は都心のほうはほとんど運転したことがないので、運転に慣れている男性が行くことになりました。

7時半頃会社を出発し、私は男性を降ろしたあと、別の女性社員を送り届けてから帰宅しました。男性の家まではスムーズに進みましたが、その後渋滞に巻き込まれました。途中は、歩道を歩く難民のような人々の列でいっぱいでした。帰りも渋滞が続きましたが、事故車が止まっていて、それを過ぎるとガラガラでした。家についたのが10時近くでした。もう一度会社に戻れば良かったかなと思いましたが、会社のそばは駐車禁止で、電話も通じません。数分ならハザードランプをつけて停めておくことはできそうですが、エレベーターが止まっているので、歩いて階段を上り下りするとすごい時間がかかってしまいます。かといって、近隣の狭いコインパーキングに置くのもむずかしそうです。

知らない道を夜間に走るのも怖いし、あとは男性社員に任せることにしました。
私のフロアーには、あと2人女性が残っていましたが、別のフロアーには何人もいたのかもしれません。女性社員の中には妊婦さんもいます。社内で一夜を明かすのがいいのか、渋滞の中クルマに揺られて帰るのがいいのか、どっちがいいのでしょう。
私の家は会社に近いので、もしまともな家だったら泊まっていただいてもいいのですが、なんせ、狭小住宅で客を迎えるようなものではないため、そんなこともできません。それに、本人も気を使ってしまいますよね。

男性社員では、もう一人が、会社の自転車を使って自宅まで帰り、そこから車に乗って戻って来て、他の社員たちを自宅に送ると言っていました。家までは自転車で1時間くらいかかると思います。クルマで行っても渋滞しているのでかなりかかるかもしれないし、速さはあまりかわらないかもしれませんが、大変なことです。

男性社員は、もう泊まり込みを決めている人たちも多かったようです。週末だったので、翌日の仕事はありませんが、眠ることもできないでしょうから、大変ですね。

ニュースでは、駅で夜を明かすたくさんの人たちの映像が映し出されていました。ボランティアで車に乗せて送り届けてあげたいくらいでしたが、運転技術のない私には無理ですね。何かあったら大変です。

今朝になって電車が動き出したので、やっと帰宅できた事でしょう。


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