山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

吝嗇とは・・・?

2011-12-13 23:02:04 | 読書

今日は、久しぶりに「ジャン・ブラスカの日記」の続きを読んだ。図書館の返却期限はとうに過ぎているので、早く返さなくてはいけないから、とりあえず「ジャンニーノのいたずら日記」には書かれていなかった寄宿舎生活の部分を読み終えた。なかなか、読みごたえのある内容だった。作品全体を見るとかなりのボリュームであり、単に子ども相手の作品ではないことが感じられる。翻訳者の後書きはさらに興味深く、この作品が作られた当時のイタリアの社会状況や産業の発展(自動車や鉄道、電気等)についても書かれている。このあたりは、あらためて再確認したいところだ。

さて、今日読んだ部分に「吝嗇」という見なれない文字が出てきて、発音も意味も全く推測さえできない言葉だった。児童文学にこのような文字が?いや、あきらかにこの本は大人向けなのであろう。

その文は
「私たちが再び利己主義や吝嗇や横暴といった恐ろしい罪を犯すことはないと思います。」
と、寄宿舎の大人の一人が反省する場面である。

吝嗇(りんしょく)を辞書で調べてみると、
1 ひどく物惜しみすること。そのさま。けち。むやみに金品を惜しむこと。またそういう人やさま。
2 粗末なこと。価値がないこと。そのさま。貧弱。
3 気持ちや考えがいやしいこと。心が狭いこと。
4 縁起の悪いこと。不吉なこと。難癖。
5 景気が悪いこと。不景気。
という意味であった。

こんな言葉、今後も滅多に出会うことはないだろうが、忘れないために書いておく。
自分も、吝嗇にならないよう気をつけよう。

最近、忙しくて、ちょっと前に「イタリア文学を読もう」などと気合を入れていたのもすっかり忘れていた。今日は、午後休を取った。別に用事もないのだが、半休が残っていたので、年内に消化しようと考えたからだ。(来年からの契約では、1日の勤務時間を半分にすると、中途半端な時間帯になってしまうからだ。)
ドライブにでも行こうと思っていたのだが、午前の仕事を終え、買い物をして帰宅し、昼ご飯を作って食べたら2時を過ぎ、それから日が暮れるまでは3時間もないのでやめた。結局近所を散歩してきただけで、それから昼寝をしたので、休息にはなった。

今週もまだあと三日ある。頑張ろう。
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