山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

11 全農(バイオマス)

2011-12-26 21:13:16 | 産業・技術


エコプロダクツ、今日のご紹介は「全農」です。全農では、ちょうど「田んぼの学校」というのが始まるところでした。最初から最後まで見ると参加賞があるというので、見てみることにしました。小さな子供も参加していて、何か発言をすると、景品がもらえるそうです。
まず、お姉さんからの問題は「田んぼで作っているものは何でしょう?」でした。5歳くらいの女の子が、手を上げて「イネ」と答えます。すごい!私は「米」だと思ったけど、「イネ」のほうが植物の名前のようですね。次に男の子が「コメ」と答え、2人は景品引き換えの券をもらっていました。

それから、田んぼをほったらかしておくとどうなってしまうか?米から作られる食品は何か?などいろんな問題が出されながら、たくさんの子供が答えて、話が進んで行きました。
男の先生も登場しました。米から作られる透明の液体が紹介され、子どもたちは「水」と答えていましたが、それは「お酒」とのことです。つまりそれは、イネから作られたバイオエタノールであり、それから「グリーンガソリン」というものが作られ、それで車が走るのだそうです。実際新潟のお米でグリーンガソリンが作られているそうです。



二酸化炭素の話とか、結構むずかしかったのにもかかわらず、幼稚園から小学校低学年くらいの子どもたちは、しっかりとよく聞いていて驚きました。親も近くにいるのですが、親が無理やり居させているわけでもなく、何か貰えるからというだけで居るわけでもなく、子ども本来の向学心だと関心するばかり。小さい子ってこうなんですね。だから、なんでも吸収できるのでしょう。

実は、先日科学技術館に行った時に、小学校5~6年くらいの子たちの前で、燃料電池の実験などが行われていたのですが、15分くらいの説明を最初から最後まで座って聞いていた子は皆無でした。あれでは、実験なんか見せてもまるで意味がありません。全く落ち着きがなく、集中力もなく、がっかりしたので、今回エコプロダクツに来ていた小さな子供たちの授業態度には感心しました。

また、植物から作るバイオマスプラスチックも紹介されました。イチゴのトレー等になっていて、識別できるマークがついているそうです。「田んぼの学校」で発言した子どもたちは、イチゴ入りパックをプレゼントされていたようでした。
その他、全員にバンダナのプレゼントがあり、そのバンダナは田んぼの生物たちの模様になっていました。私は、お弁当包みとして、使っています。



ポリ乳酸は生分解性プラスチックで、トウモロコシなどから作られるようですね。ポリ乳酸のプラスチックは他の会社でも展示紹介されていました。米やトウモロコシなどの食べ物を、燃料や物にしてしまうのは、もったいないとも思いますが、作物を作らない田んぼがあるならば、そこを活用すると良いと思います。食用ではない場合は、おいしくなくても良いし、見た目も重要ではないので、作り方は、食用ほど手をかけなくてもよいかもしれません。


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10 エコラボレーションプラザ

2011-12-26 01:17:17 | 産業・技術


エコプロダクツ2011のご紹介をしています。先週の土曜日までだったので、もうあれから1週間以上が過ぎ、すでに事遅しという状況ですが、まだいくつか写真が残っていますので、見てきたことを年内にまとめようと思っています。
しかし、今日もまた、こんな時間になってしまったので、簡単なものを選びました。

ここは、家電メーカーがコラボしてやっているところのようです。
ふらっと立ち寄って、この紙の花を組み立てて1輪飾ってきただけですが、その前に省エネに関するクイズ1問に答えないといけません。色々な問題があったようですが、私があたった問題は、パソコンで省エネするためにはどうするかということでした。節電モードにするということで、正解。

そういえば、自宅も会社も節電モードになっています。家のはもともとそういうふうに設定されているパソコンで、自動的に仮眠状態になります。
会社は、全社員画面を暗めにしたり、インターネットの最初に開くページを電力のかからない単純なものに設定したり、無償版省エネソフトを入れたりしています。
省エネソフトで表示されるデータによると、会社のパソコンでは、私が使う電力は1日14円くらいのようです。しかし、最近は1人2台使っている正社員が多いようで、全体ではかなりの電気量になりそうですね。

エコプロダクツに行ったのは最終日で、ここを通りかかったのも午後の3時過ぎだったと思います。問題に解答した来場者が、1人1個の花を飾るようになっているので、もう挿すところがないほどいっぱいになっていました。最初のころは、何もなかったのかと思うと、時間とともにどのように変化したのか、知りたいものですね。
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