久々の休日

先週は帰省していたので、休息がとれなかった。クルマの運転もしていないので、今週はしたいと思っていたが、いざ今日になってみると、なんとなく気が重い。やはり、休息が足りていないからだろう。無理に出掛けることもあるまいと思って、朝から室内でチンタラしている。でも、それでは何も始まらないな。
気が向くときに出かければいいとか、暖かくなってから、とか言って、どんどん時が経ってしまう。だんだん運転の回数や距離が減っていく。
なんだか、年のせいなのだろうか？どうも行動的ではなくなっているような気がする。

一昨日は、仕事の後、映画の試写会に行って来た。
「おかえり、はやぶさ」（松竹）
夫が申し込んで、当てたものだ。
イトカワの微粒子を入れたカプセルを持ち帰った“はやぶさ”が、地球の大気圏に突入し、燃え尽きたところでは、感動した。
人間も“はやぶさ”に学ぼう。
自分の役目を全うして、消えて行くのが人生だ。

このごろ、引っ越したときに捨てたもののことを思い出して、心が痛むことが多かった。
特に、人形やぬいぐるみなど、捨てなくてもよかったのに・・・と思う。
でも、役目を終えたものは消えていくものなんだ。それでよかったのだ・・・。

人はどうして年をとって、死んでしまうのかと思うけど、それもそういうものなんだ。
なんか、変なところで、“はやぶさ”から、悟りを得た感じだった。

宇宙のはるかかなたを飛んでいる“はやぶさ”と、それにかかわる人々を、ドラマとして作り上げるには、それなりの難しさがあるだろう。
私は、最近の疲れもあって、映画の前半では、少しウトウトしてしまった。

この映画は、３月１０日から公開されるようだが、今既に「はやぶさ　遥かなる帰還」(東映)が公開されている。これも以前から見たいと思っていたが、なかなか行くタイミングがない。どちらも似たような内容ではないのだろうか？見比べてみるのも良さそうだ。
「はやぶさ」に関しては、府中の郷土の森プラネタリウムで見たときが最初の感動だった。
(その時の記事「郷土の森博物館」2010.11.6)

（他の方のブログ記事「試写会「おかえりはやぶさ」」←この方の内容が的確だと思います。）

平日の夜に試写会に行ったのも、疲労に輪をかけたようで、やっぱり今日はのんびりしたい。