「資生堂」は、ここ数年来、エコプロダクツに足を運んでいるなかで、初めての見学場所になります。
化粧品にはあまり関心がなかったというのもありますが、毎年継続して見ているブースで時間切れになってしまい、なかなか新しい分野に踏み込めないのが原因です。
今回は、エコツアーにも参加せず、講演もやめたので、時間ができました。
資生堂の化粧品は、「HAKU」も使ったことがありますが、お金が続かなくなってやめてしまいました。
でも、先日、マスカラとアイシャドウとアイライナー等を買いました。
お店の人が感じよく、親切だったので、印象がよかったです。
カネボウが、美白化粧品で問題を起こしたりしているなかで、資生堂はやはり信頼できるメーカーだなというイメージがあります。
まず、入り口を入ると正面に、数々の商品が並んでいました。
化粧品やシャンプー・リンスなど様々です。そういえば、最近「TSUBAKI」を買いました。
しかし、ここでちょっと異様に思ったのは、たくさんの見学者の様子でした。若い年齢層の女性が大部分で、中にはカップルもいました。みんなうつむきながらアンケートを記入しつつ列になって進んでいきます。
あれっ?展示は見ないのかな?
私がこれまで見てきた他のブースでは、みんな思い思いの掲示物や展示品などを見て好きなように動いているのですが、ここは明らかに行列になって前に移動しているのでした。
最初は気付かずに自分だけ列を外れて追い越して、化粧品の説明を聴いたりしていました。容器が別になっていて中身だけ取り換えるもの。
「HAKU」や「エリクシール」などは、詰め替え式になっているのは知っていましたが、もっと凄い高級なもので、とても素敵な豪華な容器のものがあります。容器代が1000円だというので、高いと思ったら、中身は5万円だとのことでした。とても手が出ません。どんな成分なんでしょう。
それから、天然素材でできた詰め替え用の容器や、はがせるラベルシールなどが展示されていました。
これは、クラレやリンテックと共通する内容でした。
シールについて「リンテックにありましたね」というと、「他の見学者の人もそう言っている人がいました」と資生堂の人が言ってました。同じ物を見て、同じように感想を言う人もいるんだなあとちょっと嬉しい感じでした。
それから進むと、飲み物を配っていました。
列の人々は、これを順番に受け取っていました。
私は、列から外れていたので、別の位置から受け取ったりして、集団秩序を乱すおばさんのようになってしまいました。
与那国島の「延命草」でできた飲料水?(まだ飲んでません)
資生堂は与那国島の環境保全活動をしているそうです。
島の137種類の動植物を編集して図鑑を作り、島の全世帯に配布したりもし、動植物を守り育てているようです。
また、シャンプー・コンディショナーなどの「TSUBAKI」は、本当に椿の成分(椿麹)が使われているようです。
特に意識して考えたことはなく、単なる製品名くらいにしか思っていませんでした。
アンケートでは、資生堂のブースの展示商品で、今後購入してみたいものがあるかというような質問がありました。
以前使っていたものですが「エリクシール」と書いておきました。
アンケートを渡すと、「TSUBAKI」のサンプルがもらえました。
これは、今自宅で使っているシャンプー・コンディショナーと同じものでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「資生堂」の次に「花王」に行ってみたのですが、花王ソフィーナとかではなく、洗剤などの界面活性剤についての展示のようでした。立ち止まるきっかけもなく、なんとなく通り抜けてしまいました。
その後、「イオン」を通り、お茶を2種類試飲させてもらい喉をうるおしました。
「空港ブース」に行き、機内食の保温装置が病院や老人ホームなどでも利用されていることを聞きました。個々のお皿の下だけに保温装置がついているので、全体を温めてしまうのではなく、温かくしたいものだけをピンポイントで温められるそうです。
このあたりはかけ足で写真なし。