山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

貧困とは何か

2016-08-31 22:20:07 | 日記
昔、海外旅行に何度か行きました。ボーナスを使って、数年に1回くらい出かけます。
日程は1週間くらいで、経費は数十万円です。

そういうのを人がみると、贅沢だとか、言います。

ある人は、そのような贅沢をしないで、家を買ったのだそうです。
海外旅行なんか行くから、家が買えないのだなどと非難します。

しかし、考えてみてください。

3年に1度家族で海外旅行に行ったとして、
5回行って1回60万円使ったとします。それでも、300万円ですよ。
15年間に300万円です。

家を買うのにどれだけ必要ですか?
300万円で家が買えますか?

家が買えないから、旅行に行くのですよ。
普段、どうしようもない部屋に寝ているので、たまには高級ホテルに泊まったりするのです。
39平米のオンボロ家で4人家族でした。

浪費するから家が買えないわけじゃありません。

今、NHKの番組で、貧困を訴えていた女子高生が、それほど貧困ではないなどと非難されています。
しかし、大学や専門学校に行くお金は、画材を買ったり、ランチを食べたりする程度の金額では足りません。

まあ、「貧困」という言葉は当たらないのかもしれませんが、裕福でないことは確かです。

でも、すべての人が裕福になるなんてことは、不可能です。
裕福な人がいて、裕福でない人がいるのは、当たり前です。

お金のない人が、物事をあきらめるのは当たり前です。

お金のある人は、それだけ苦労したのかもしれないし、努力したのかもしれません。
親から継いだ財産があるなら、それは先祖が賢かったのかもしれません。働き者だったのかもしれません。

たまたま運がよかったか、悪かったかで、裕福になったり貧乏になったりしているのかもしれません。

貧乏だから、奨学金をくださいとは言えません。
貧乏であるという理由だけで、奨学金がもらえるのだったら、みんな貧乏になりたいです。

お金持ちは、塾にも予備校にも行きます。いろんな大学・学部を何校も受験します。
入りたい大学に落ちても浪人できます。
浪人すれば、そこそこの大学に入れたりします。

成績が良くても、高校までしか行かない子もたくさんいます。

しょうがないです。そういうものです。


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貧困・・・じゃないけど

2016-08-31 22:16:43 | 日記
今日も、ランチ難民になりかかりました。
それは、昼のお弁当が買えないんですよ。
店はいっぱいあります。物もいっぱい売っています。
500円以下の食べ物もいろいろあります。

しかし、どれもこれも、いまいちだなあ~~~
なんて思って、
何か、安くていいもんはないかな~~~
と、あちこち歩き回るうちにどんどん時間が経ってしまうのでした。

わっ、これ食べたい。おいしそう。これ食べよ って思えるものがあったらいいのですが、
そういう喜びとか、ときめきがない。
まあ、なんと贅沢な悩みなのか。罰があたりそう。

あるお店で、ハンバーグとライスのお弁当に「600円」のポップが付いていました。
高いけど、大奮発して買っちゃうかな。
それを持ってレジに進もうとした。
ふと、パッケージを見ると、ムムッ???800円じゃん。
やっぱ、老眼で見間違えたか。

売り場に戻って見ると、やっぱりポップには「600円」。
周囲の品物を見ると、1段上のライス抜きのハンバーグ料理に「800円」のポップがついている。
はあっ? ライス付きが600円で、ライスなしが800円って、変じゃねえ???
よくよく見ると、値札は当然逆で、ポップのつけ間違いだった。

お店の人が、「いらっしゃいませ、いかがですか?」等と言ってきたので、
ハンバーグ弁当を元の場所に戻しながら「これ、値段間違ってますね。600円だと思ったんですけど、800円ですよね」と言ってやった。
「あっ、申し訳ありませんっ!!!」と、店員さんは、あわててポップをつけ直していました。

私、立ち去る。800円のお弁当なんか、買えるわけないじゃん。
家からご飯だけでも持ってくれば、まだいいか。でも、ライスだけで200円って、高くないか?

ハンバーグ弁当でも、スーパーには安いのがあります。
大きなハンバーグが2種類もどかんどかんと入っています。そして、ご飯もど~~んといっぱい入っています。それで、480円とかですよ。
こんなにいっぱいいりません。
298円弁当もあります。質が悪くて食べられません。私の舌は贅沢なの。

だいたい、650円くらい出すと、まともなお弁当があるのですが、そのくらいのものを、500円以下で買おうとしているので、無理があります。

結局、私のわがままです。

結局、380円の天丼弁当に落ち着きました。
ああ、昼休みが終わる。もうこんなもんでいいかあ~~~~~

給湯室で手を洗おうとすると、男性社員が自宅から持ってきたお弁当をすでに食べ終わり、容器を洗っています。ここの社員は几帳面。それとも、お弁当箱を洗わないと、翌日、奥さんがお弁当を作ってくれないのだとか。

弁当を持ったまま、トイレに行き手を洗うこともあるけれど、今日は、以前コンビニでもらったオシボリで済ませることにした。

そして、あわてて食べた。
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豊洲移転で、わからないこと

2016-08-31 21:30:43 | 日記
土壌汚染を理由に、豊洲への移転に反対している人たちがいて、小池都知事が、豊洲移転の延期を決めたと、ニュースで報道されています。
地下水の検査結果が出るのは、来年だといいますが、もしそこで悪い結果が出たら、移転しないという結論もあるんでしょうか?
それでは、このまま老朽化した築地にとどまり続けることになってしまい、作った豊洲は使わずじまいとなり、八方ふさがりになるでしょう。
延期はあっても、中止はあり得ないと思います。

というのも、もともと不思議に思っていたことですが、この状況で、本当に土壌汚染が問題なのでしょうか。

トルエン(ではなくベンゼン?)という有害化学物質は、土壌を改善工事した結果、汚染部分は撤去されたので、現在、豊洲の空気中の濃度は、規定の水準を下回っているとのことです。
一部の人は、「基準を下回っていたとしても、存在するだけでダメだ」と言っていますが、ある人の解説によれば、その量は、ごく一般的な場所の空気にも含まれている程度だそうで、普通の場所でも、車の排気ガスなどに含まれるベンゼンが、いくらかは存在しているものだそうです。

では、地下水のほうは、どうなんでしょうか?
市場で地下水を使うわけでもなさそうですし、地下水にトルエン(ベンゼン?)がわずかでも含まれていると、どういう影響があるのでしょう。また、将来、それが地上に出てくるとか、揮発するとかいう可能性があるのでしょうか?

地下水の検査はこれまでもやっていて、年に1回ずつ、7回やってきたらしいです。その結果は、「問題なし」だったそうです。だから、たぶん今年の11月の中旬に行う検査でも異常値にはならないと予測されます。「問題がなかった」とは、ゼロではなく、危険であるとされる基準値を超えなかったということのようです。

こういうのって、本当にわかりにくいです。
放射能の数値の扱いにも似ています。放射線というのは、そのへんの石や果物などからも出ているそうですので、放射線が全くないなんてことはないのだそうです。どこからどこまでを危険というのか、安全というのか、判断できません。

豊洲の市場に一時的に置いた魚にトルエン(ベンゼン?)がしみ込むことはないと思いますが、今後、もし土壌からしみ出て揮発したりしたら、そこで毎日働く人たちが、化学物質過敏症とか、最悪の場合、中毒によって健康を害することがあり得るかもしれません。でも、基準値を下回っているのであれば、問題ないと考えるのが、素直な受け取り方だと思います。

土壌汚染とは別の理由で、引っ越したくない人たちも多いようです。
築地に移転するには経費がかかりすぎるので、業をやめるしかないという人も多くいるようです。

豊洲は使い勝手が悪いという意見もあります。
しかし、老朽化した築地に比べれば、その設備はかなり優れているものと推測されます。

延期はあっても、遅くとも来年の2月には移転するんじゃないでしょうか。
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豊洲市場移転問題

2016-08-31 01:09:37 | 日記
リオのオリンピックが終わって、小池都知事が、豊洲への移転問題に動き出した。
今朝は、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーでも取り上げられていた。私は、出勤時刻にかかってしまい、途中までしか見られなかったが、いくらか、事情がわかってきた。
市場を利用する人の意見や、コメンテーターの解説で、今まで知らなかったことを知った。
中でも、玉川徹というコメンテーターの話はいつもわかりやすいなあと感心する。

わかったあらましはこんな感じかな。

築地は、老朽化しているので、このままというわけにはいかない。
以前も、築地を改装することが試みられたが、頓挫した。
豊洲への移転は、長年の計画のもとで、ようやくここまでこぎつけてきた。
しかし、東京ガスの工場跡地であるために、有害なトルエンが土壌に残留している。(トルエンではなくベンゼン?)
最初は高濃度で、危険なレベルだったので、表面の汚染された土を除去して、基準値を下回る程度にまで改善した。
だが、まったく安全であるとまでは断言できない。まだ、地下にはトルエンが残っている。
地下水の検査はこれまで連続的に行っているが安全宣言はまだでていない。11月にも最後の検査がある。
トルエンは、揮発性の物質であり、また、地下水等にも混じってしまうものである。
地下の深部まで土を入れ替えなかったのは、費用がかさむからであった。
東京都は、築地から豊洲に移転すれば、空いた築地の土地を売る等して、儲けることができるから、豊洲に移転することが望ましいと計画していた。
しかし、豊洲の土壌汚染を完全に取り去るには、莫大な経費がかかり、豊洲に移転することによる、経済的メリットがない。
だから、表面の土しか取り除かなかったので、まだ地下に有害物質が残っている。
地下水の検査が11月にあり、結果も出ていないのに、現在は、その前に豊洲に移転することになっている。
土壌汚染に不安を残すので、市場関係者は反対するものが多い。
また、市場は2月ころになると暇になるので、本当は来年になってから移転するほうが、市場の関係者にとっては都合がよい。
それを年内の11月の地下水の検査前に移転することになったのは、4年後の東京オリンピックのための道路整備をする関係である。
選手村に続く道路工事に着手するタイムリミットが11月である。だから、その前に、豊洲に市場を移転しておく必要がある。
11月に豊洲に移転して、すぐに道路工事に入らないと、4年後の東京オリンピックのときに、道路の整備が間に合わず、大渋滞が引き起こされる。
とはいえ、食材となる魚を安全な環境で取り扱えなければ、都民の生活の安全が将来にわたって補償されない。
オリンピックと生活の安全とどっちが大切なのか。

夕方になって、またニュースをやっていた。
小池都知事は、豊洲移転を延期するとのこと。
ただ、こうなると、すでに計画通りに進めていた物事に支障が出てくる。
たとえば、市場で使う冷蔵庫等の機材のリース契約などを、それぞれの業者が交わしてしまっているため、違約金などを支払う必要もでてきてしまうそうだ。
また、11月に豊洲に移転すれば、それ以降の豊洲の光熱費は利用者が払うが、移転が延期されると、それまでの期間の光熱費を東京都が払わないといけないので、経費がかさむそうである。
小池氏はそれをどうするつもりなのか、等の批判もあるようだ。

しかし、何を優先にするべきかは、本来お金の問題ではないだろうし、オリンピックよりも、長年にわたる都民の生活と安全が優先されるべきであろう。

もし、有害物質問題を放置して計画を急いだ結果、市場で働く人たちに健康被害が起きたり、食材となる魚等に影響がでるとしたら、将来、取り返しのつかないことなる。
政治家の倫理が問われる。

世の中は、何でもかんでもお金の問題が絡む。でも、お金で判断してはいけないのだろう。



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