山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

爪のケアで冤罪

2018-07-05 21:10:25 | 日記2018
さっきまで、テレビを見ていた。
老人の患者さんの爪のケアをした看護師さんが、患者を虐待し爪を剥がしたのだとされて、逮捕された事件である。

そういえば、そんな事件があったような気がする。
なんてひどいことをする看護師なんだろうと、思ったような気がする。
そして、そのまま忘れていたような気がする。

その後、その事件がどうなったかなんて、まるで記憶がない。
それが、冤罪だったということも知らないままだったのだ。

老人の爪は白癬菌などでボロボロになっていたり分厚くなっていたりするそうだ。
伸ばしたままにしていると、爪をひっかけたりして危ないので、切ってあげるが、そうすると自然にはがれてしまうことも多いそうである。だから、むりやりはがしたように見えるものの、実はそうではないのだ。

逮捕された看護師さんは、拘留されて、警察に罪人として扱われた。
その後、看護師の協会や皮膚科の医師などの証言により虐待行為ではないことが証言されたが、裁判の判決では、悪意があったとの理由をつけられ、一度は懲役6か月の判決が出てしまう。
しかし、控訴してようやく無罪を勝ち取った。それまで3年以上もの年月がかかったそうだ。

最初のマスコミの報道で、看護師の虐待として大々的に放送されてしまっているので、その印象は消す事ができない。

今日のような番組がなければ、事実は多くの人にわからないままだった。
それに、今日の番組を世の中の人全部が見ているわけではないのだから、当時の誤解がそのままになっている人々も多いだろう。

裁判って怖いなあ。

やはり一旦逮捕されると99.9%有罪になり、覆すことができないというので、大変だ。

それにしても、常日頃から裁判官がどういう判決を下しているか、よく確認しておくべきだと思う。

警察のメンツをつぶさないで、逮捕された人だけが罪をかぶるようにしてしまうことも無きにしもあらずのようである。

裁判で変な判決をし、変な判決理由をつけているような裁判官は、選挙のときに国民審査で不信任の印をつけることができるので、ちゃんと調べて、覚えておかないといけない。
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