
生まれた漁村の海に行ってきました。
やっぱり、きれいだった。
海がきれいだというだけで、誇れるような気になるのはなぜなんだろう。
海岸に沿って歩いていくと、子どもの頃に遊んだ海水浴場や磯がいくつかあった。
海水浴場は入れるのだけど、
磯や堤防には、関係者以外立ち入り禁止の札が出ている。
昔は、堤防で釣りをしたり、磯で貝を取ったりして、誰でも自由に遊べたけど、
今は、魚業権等があって外部の人間は入れなくなっている。
釣りをしている人はいるのだが、許可を取っているのかな。
昔、父と釣りをした堤防に行って写真を取りたいなと思ったけれど、立ち入ることができなかった。
従兄たちと遊んだ磯も、そこへ行く通路が私有地みたいになっていて近づけないし、
きれいな貝を拾った砂浜も、民間の所有者がいるそうで、入ることができなかった。
昔は悪い人がいなかったから警戒されることもなかったけれど、
近頃は、何をされるかわからないということで、立ち入り禁止になっているのだろう。
観光客も居ないし、地元の人の姿もないし、だから海がきれいなんだろうね。