山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

「歌姫コンシュエロ」を借りる

2020-06-14 14:11:03 | 日記

ショパン展でポーリーヌ・ガルシアの肖像画を見て、この人のことを調べていたら、ジョルジュ・サンドが書いた小説のヒロインのモデルになっているとのことを知った。ヒロインの名は「コンシュエロ」(コンスエロとも表記)。

ならば、このジョルジュ・サンドの小説が読んでみたいと思い、アマゾンなどで探してみると、なんと5000円を超える値段なのである。

本の題名は「歌姫コンシュエロ」。しかも上巻。下巻は別にあり。

こんな高い本は買えないわと思い、図書館を探したところ、我が家から3つ目に近い場所の図書館にあることがわかった。

リクエストして近くの図書館に取り寄せるよりも、ウォーキングを兼ねて借りに行こうと思い、あそこに違いないと思う公共施設に向かって30分ほど歩いた。

ところが、いや待てよ、やっぱりここじゃなかった。そこには図書室はあるが図書館ではないのだ。そうか、あっちか、と思ってまたさらに20分ほど歩く。

暑い暑い。汗が流れ落ちる。

図書館に着き、無事書棚の中に本を見つけた。ものすごく分厚い本だ。

上下一緒に借りようと思っていたが、とてもではないが重いし、どうせ読めるはずがないと思うから、上巻だけ借りてきた。上巻の方が下巻よりも厚いのだった。

図書館は、新型コロナ対策で、室内の椅子に座れないようになっている。これってひどくないですか?疲れてくたばっちまいます。

本を借りると、そそくさと帰る。相変わらず滝のように流れる汗。マスクを外して汗を拭く。

図書館は中途半端なところにあるので、電車を使うにも駅まで遠い。

歩いてスーパーに行き、食品を買ってまた歩く。
買いすぎてしまい、今度は重くてしょうがない。

バスで帰ろう。
歩けども歩けどもバス停がない。やっとバス停にたどり着く。
幸いバスがすぐに来た。

そして、最寄のバス停で降りるが、我が家へ行くバス路線とは違うので、これまた停留所から家までがものすごく遠い。

10分?8分くらいか?思い荷物を持って歩いて帰宅。

9579歩、歩いた。

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「ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド」の肖像

2020-06-14 00:51:17 | 音楽

 

「ショパン―200年の肖像」展を見に行ってから、もう1週間が経った。

ここの展示の終わりの方で、1人の女性の肖像画に目が留まった。

「あっ、ポーリーヌ・ガルシアだ!」と思った。

(上の絵はネット上でみつけたもので、展示の絵とは違うかもしれないが、同じ人の肖像画)

 

それは、以前世田谷美術館に「パリジェンヌ展」を見に行ったときに、展示の中で初めて知った音楽家の女性である。

この人は、容姿は不細工だが、音楽の才能を発揮した人であった。そして、この人の作曲したピアノ曲「セレナーデ」が、そのときの音声ガイドの中に入っていて、素敵な曲だなあと思って何度も聴いてしまったのだった。

 

その人が、どうやらショパンと関係があるらしい。だが、特に詳しい説明書きはないようだった。

 

今日、パソコンで調べてみた。

 

ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド

1821.7.181910.5.18

19世紀、フランスの声楽家・作曲家。

顔が不細工だったにも関わらず、歌劇などで広い声域と演技力で実力を発揮し人々を魅了した。ショパン・ベルリオーズ・サンサーンスに芸術的影響を与えた。

語学力にも優れ、スペイン・イタリア・フランス・英・ドイツ・ロシア語で声楽曲を創作した。ジョルジュ・サンドの小説「コンシュエロ」(1843年)のモデルになった人。

 

というわけで、ショパンと同時代にパリに存在していたので、音楽家としても影響しあい、関係があったようだ。

 

かなりの才女である。

不細工不細工と、かなり書かれている。確かに、西洋人にしては、鼻の下が長く、口元に締まりがなさそうな、上品ではないような顔つきだが、そこまで不細工ではないように思うけど・・・。

 

この人の父は、テノール歌手だったそうで、この人の息子はポール・ヴィアルドというバイオリニストであった。(1957.7.201941.12.11

有名な音楽家というのは、2代目くらいが多く、さらに続いていることが多い。

ポーリーヌの子孫っていうのは、今存在していて音楽家だったりするのだろうか?というのが私の知りたいところでもあるのだが、その件に関しての情報は見つからなかった。

 

ちなみに、ショパンの子孫はいないし、ベートーヴェンの子孫もいない。

たとえ音楽の天才が子孫を残したとしても、そんなに何代も同じ遺伝子を受け継いで天才が続くわけでもないみたいだ。

 

話がそれてしまったが、ショパン展でポーリーヌ・ガルシアの肖像に出会えたのはよかった。

 

2018.2.25  ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド「セレナーデ」

 

 

 

 

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