この頃、チャットGPTとかいうものが話題になっている。
そこで、私もやって見ようと思ったのだが、これが苦手な英語の画面になっていてわけがわからない。
色々見ていると、日本語のページもあったのだが、噂に聞くと、ニセモノの場合もあるとかいうので、やめておくことにした。
それで、チャットGPTではなく、マイクロソフトエッジに組み込まれたBingのAIチャット機能を使ってみることにした。
まずは、最近気になっていることを質問してみた。
「リニア新幹線の問題点は何ですか?」
すると
「リニア新幹線の問題点についてですね。リニア新幹線の事業として気になる点は、名古屋まででも5兆円以上という大きすぎる建設コストであることが挙げられます。これをリニア新幹線事業だけで賄えないため、東海道新幹線の収入でカバーすることになっているようです。」
という回答が出て来た。
これは意外なことで、静岡県知事が反対して工事が進まないことや、環境破壊などが出てくるかと思っていたのだが、なんと経費の問題だった。
品川・名古屋間でも5兆円以上の建設経費がかかり、リニアだけでは採算が取れないので、在来新幹線の収入で賄うとはびっくりである。(普通の検索にかけると7兆円かかるという情報アリ。)
そもそも、JR東海は、お金を儲けるためにリニアを開通させるのかと思っていたら、工事費などを総合すると大した利益は見込めないようだ。
確かに、静岡県の海岸付近に大地震などが来て、線路が分断され東海道新幹線が使えなくなった場合に、リニアの東京名古屋間が使えれば、とても役に立つとのことだが、東海道新幹線で通常は間に合っていると言えば間に合っているのである。
逆に、リニアで生じる赤字を在来線の収益で埋めるということは本末転倒みたいではないか。
しかしまあ、AIなんだから大した回答ではないのかもしれないのだが、それでも建設コストがかかりすぎるっていうのは本当だろうなと思う。
山の中に道路を作らないとリニアの工事はできないし、地下水をくみ上げて静岡県側に戻すだとか、掘り出した土を環境破壊に問題の無い遠いところに持って行くだとか、色々と想定外の経費が加算されるばかりであろう。
AIのチャットでは、「川勝平太の長所は何ですか?」などと言う質問もしてみたのだが、
「政治家としては、静岡県知事として、県政改革を進めたことが挙げられます。また、経済学者としては、比較経済史を専門とし、早稲田大学政治経済学部教授や国際日本文化研究センター副所長などを歴任しています。」とのことで、
「川勝知事の県政改革とは何か」と質問するとコロナ対策だとか失言がどうこうとかわけのわからない回答がでてきたのでここでやめておいた。
その他に、近所においしい中華の店はあるかと聞くと、ただのラーメン屋が出て来てしまった。
「東京都で藤がきれいなところ」を聞くと、町田の薬師池公園なのだそうだ。そして藤棚の写真まで出て来た。そういえば、冬に行ったときに、藤棚みたいなのがあり、その下で野菜を売っていたので、あそこだなと思った。
まあ、結構役には立ちそうである。
チャットGPTはわからないけど、私はこれでいいかなと思う。