この頃「ブレインフォグ」という言葉が流通しているが、主に新型コロナの後遺症で、本当に脳に霧がかかったようになり、何も考えられなくなってしまう思考障害・記憶障害のことをいうようだ。
それは、あきらかにひどい状況のことを言うのだろうが、私の場合、それほどではなくても、どうも思考力が鈍り、考えがまとまらないこの頃である。
私も1年前に新型コロナになったので、それの後遺症ではないか?と言われそうだが、おそらくそうではない。これはやはり老化現象なのではないかと思う。
その他にも、足腰が弱ったり、ふらついたり、身体のあちこちが痛くなったりして、これもコロナの後遺症では?とか、ワクチンの後遺症では?などと言われそうだが、これもまた単なる老化現象だと思う。
どっちみち、アタマを使わなすぎ、身体を使わなすぎで、衰えているのだろう。
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ところで、今日、仕事で読んでいた印刷物なのであるが「コロナ処理」っていうのが出て来た。
コロナといえば、どうしても新型コロナウイルスのことを連想してしまい、コロナ処理なんていえば、新型コロナウイルスを消毒でもして撲滅してしまうのか?と思ったりするのだが、どうしたってそのコロナじゃない。コロナを処理するのではなく、コロナで処理するという意味だ。
ウィキによれば、
「コロナ処理は、低温コロナ放電プラズマを使用して表面の特性に変化を与える表面改質技術です。コロナプラズマは、先端が鋭利な電極に高電圧を印加することで発生します。プラズマは先端で形成されます。電極の線形配列は、コロナプラズマのカーテンを作成するためによく使用されます。」
とのことである。
別のところには、
「コロナ放電処理とは、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルム表面に約40kHzの高周波をかけてコロナ放電を発生させる方法 」
結局、「コロナ」ってなんだかわからないけど、
「太陽大気の最外層で、皆既日食の時、太陽のまわりに真珠色の淡い冠状の光として見えるもの。」
ってのがもとで、そんな形状のものを言うのだろう。
「コロナ処理」のことを勉強して、自分の言葉でブログを書こうと思ったんだけど、アタマが「ブレインフォグ」で面倒くさいので、それをするのはあきらめた。
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それから、今日、また別の印刷物に「老化防止剤」っていうのが出て来た。
これもまた人間の老化防止かと思って、不老長寿の薬みたいな、抗酸化作用のあるDHAとかビタミンEとか、そういうものを連想したのだったが、どうもおかしい。
これはゴムの老化防止剤のことであり、ネット上の某説明では、
「老化防止剤とは、ゴムとオゾンが化学反応を起こし亀裂が生じる過程を防止する役割を持ちます。 ゴムコンパウンドの製作時に老化防止剤を混ぜることで使用し、ゴムとオゾンの反応そのものをおさえる化学的保護の観点から、オゾン劣化を防止します。」
などと書いてあるのだが、詳しい成分や化学反応の仕組みについては、たぶん読んでも頭が「ブレインフォグ」でわけがわからないと思うので、それ以上何も覚えることも考えることもできなかったのだ。
ああ、もうダメだ~
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