山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

布施明

2008-06-07 09:42:38 | 未分類過去
布施明さんは、昔からきれいな声で歌が上手ですが、やっぱりこんなに長く、活躍し続けているのは、すばらしいと思います。それには、もって生まれた素質以上にご本人の努力があり、年を経るごとに新たな魅力や技術がどんどん付け加わっていくところが、並々ならないからだとおもいます。

私が、ブログで歌謡曲のことを書くと、どうもかなりの年輩の歌手が多く、いかに自分が昔の人間であるかを実感するわけです。
でも、やっぱり布施明は好きで、過去の人ではなく現在の人でもあり、尊敬しています。

昨日、YOU TUBEでいろいろな歌を聴いてみました。布施明さんは、私よりはかなり年上なので、昔の歌はあまり知らないものもあり、こんな歌を歌っていたのかと新しく知ったこともありました。

先日、北海道に行った時に、摩周湖でバスガイドさんが「霧の摩周湖」を歌ってくれました。ガイドさんも結構なお年(私と同じ40代後半くらいかな?)だったようです。
客の大部分はもっと年上(60くらい)だったので、みんなよく知っているようでした。
私は、布施明の歌で、なんとなく聞いたことがあるものだくらいしかわかりませんでした。
あらためて本物の布施明さんの「霧の摩周湖」を映像を見ながら聴くと、とても同じようには歌えないので、ガイドさんがアカペラで歌うときは、ずいぶんと単純化させて歌っていたんだなと思いました。単純化できるということも驚きです。

そして、「摩周湖は霧で有名」ということも、もしかしたらこの「霧の摩周湖」の歌が一役買っているのではないでしょうか。摩周湖と霧の組み合わせはかなり強く、北海道や湖に詳しくない人でも、誰でも知っているように思います。

この歌は、すごい失恋の歌なのですね。
摩周湖に霧がかかっていれば見ないのは当たり前ですが、しかも「摩周湖の夜」ですから、霧がかかっていなくたって何にも見えるわけないだろうと思います。
いったい、霧がかかっている夜の摩周湖の風景というのは、どんなものでしょうか?
この歌の男性は、恋人と別れたあとたった一人で摩周湖に訪れ、恋人が言っていたことを思い出して感傷に浸っているようです。
昔は、こんな思いつめた歌があったのですね。
摩周湖の湖畔にたたずんで心に悲しく響くような、強烈な印象が残りました。

君薔薇はもっと後の曲で、ずっとずっと明るく軽快ですね。
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