今期は放送大学でオンライン授業と放送授業を1つずつ取っている。
放送授業は、前回サボりすぎて試験を受けずに単位が取れなかったものなので、その反省の意味で、今度こそはちゃんとインターネット配信を視聴しようと思っているのだ。
そして、オンライン授業も、いつもギリギリになってから必死に視聴して練習問題を解いたりすることになるので、これもまた少しずつ進めなければ後が苦しいし、下手をしたら挫折してしまうと思い、なんとか勉強を進めようとしているのである。
で、月と水は1日1課、放送授業を進め、火と木は2日でオンライン授業1回分を進めるつもりだ。
これは11月の2週になってから始めた。オンライン授業は8課までで、放送授業は15課まであるから、放送授業は週に2課すすめ、オンライン授業は1課進める。
それでなんとか期限までに一通り終えられるのかなと思う。
放送授業はとにかく一通り放送を見ればよいことにする。ノートにまとめるとか、内容を覚えるなんていうことは自分に課さない。とにかくハードルを下げないと無理なので、自分に甘くしようと思う。
・・・
ところで、長年放送大学に在籍していると、同様に長年在籍している年配者たちに遭遇することが多い。
こういう人は、まあいわば同類の変な「もの好きおばさん」といったところである。
面接授業を受講すると、なんとなく同じ雰囲気を感じて言葉を交わすことがある。
そうすると、この人たちは、卒業を目的とはせずに、受講して教養を高めることが目的なのだと言う人が多い。それで、放送授業はあまり取らず、面接授業ばかり取っているのだそうだ。面接授業はちょっとしたレポートを書くくらいで単位が取れるのである。
そして、放送授業でバンバン単位を取るなんてことはせず、なるべく卒業をしないで、長年受講を続けたいのだそうだ。面白そうな面接授業を狙って参加し続けているらしい。
こういう人たちは、もう放送大学の常連で、ベテラン学生というような部類らしい。
だが、これって本当にこれでいいのか?
放送大学は趣味ですってもんだ。
それから、自分も含めて、あんまり頭は良さそうではないのだ。
それに、なんか身なりもダサいオバサンが多い。
洋服や髪型や化粧などにセンスのある人など1人もいない。
本当に変な人種だ。
それで、もう卒業なんか何回もしているので、これ以上卒業する必要はないのだ、ということで、自分に甘んじて、とにかく楽で面白い授業を受けて楽しくやろうぜと言う感じなのだ。
確かに、私もこの年になって、自分の苦手な科目なんかに挑戦したところで、それはまるで意味がない。
覚えることもできないし、苦労しても何も身に着かないのである。
だが、だからといって楽をして好きな科目ばかり受講して自己満足していてよいのだろうか?
いやあ、やはり卒業を目指さなくなったらおしまいだと思う。
卒業を目的とせず、純粋に学問をすることが美徳だと?
違うだろ、甘えだろ。 やっぱりある程度、自分に苦労を課さないとだめなんじゃないかな?
だから、つまらなくても、とにかく1つでも放送授業を履修して、試験を受けて単位を取らなくちゃと思っている。
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