マイナ保険証の評判がわるいせいか、ちっとも利用する人が増えないらしく、未だに5~6%程度だという。
かなり多くの人がマイナポイントをもらうために、保険証との紐付けをしたようだが、実際の利用者は少ない。
その原因は、医療を受ける人が大部分老人なのに、マイナ保険証を作ったのは若者が多いからなのだろうか?
河野の強引さは気に入らないが、日本がデジタル化する必要はあるとは思うので、せっかくだから新しいシステムを活用してみたらどうなんだろうね。
というのも、私や夫は利用しているのだけど、確かに自分以外の人が受付でマイナ保険証を使っているのを見たことはない。
それから、実家母のもやっと母の手元に届いたわけなんだけど、母は相変わらず紙の保険証を使っている。
母は2か月に1回、整形外科に通って常備薬をもらっているので、私が「その時に一度マイナ保険証を使ってみなよ」と言っているのだが、一度も使っていない。
「じゃあ、人が使っているかどうか、ちょっと受付の様子を見てみな」と言ったのだが、使っている人はいなかったそうだ。ただ受付に読取り機みたいなもんがあったと言っていた。
それで、先日母が整形外科に行ったときに、骨密度の薬を飲んでいるので、副作用がないかどうか血液検査をしろと言われたのだそうだ。たぶん肝機能かなんかを確認したいのだろう。
整形外科としては、長期間血液検査をしていないので、する必要があるということである。
母は整形外科では、診察は受けずに、血圧の薬と骨密度の薬と腰痛の湿布薬の処方箋を受付でもらうだけなので、血液検査のことも受付で言われたそうだが、9月に他のクリニックで市の無料健康診断をして血液に問題はなかったので、検査は不要だと言って断ったのだそうである。
でも、異常が無かったという証拠はないので、整形外科も納得しないのだ。
で、思ったんだけど、マイナ保険証だったら、2か月前の健康診断の結果の情報提供に承諾すれば、整形外科でそのデータが確認できるはずではないだろうか?
こういうときこそ、そのメリットを利用するべきなんじゃないの?
でも、母が健康診断を受けてから、ぎりぎり2か月くらいなので、マイナ保険証にも情報は反映されていないのかもしれないが・・・。
とにかく、老人も国民も多くの人がマイナ保険証を作ったものの、その使用に関しては抵抗しているようである。
変化したくない老人。
国民もなかなか強情なもんだし、こんなにも政府が信用できないってことだね。
マイナポイントもらうだけもらって、あとは知りませんよってところで、国民もしたたかなもんですね~。