不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

配偶者控除

2007-11-15 23:40:56 | 未分類過去
今年の給料総額を計算してみたところ、12月の給料が約82000円を超えた場合に、配偶者控除の範囲103万円を超えるように思えた。
ところが、それは銀行に振り込まれた給料であって、手で渡されているボーナス分(夏冬2万円ずつだったかな?)を入れるのを忘れていた。
となると、もう完全に103万を超える見込みだが、たぶん107万円とかほんの数万円超過する感じである。
それで、配偶者控除をはずれて夫の税金が増えるとなると、なんだか非常に損をしたような気がするが、夫の給料は、もともと多いものではないので、追徴課税されたとしても大した額ではないかもしれない。
配偶者控除枠を超えるからと言って、仕事をやめるわけにもいかないし、休んだところで、有給休暇になってしまうから意味が無い。
有給を辞退して休んだとしても、そんなことをしたら、仕事が滞って不便なだけなので、もう超えたら超えたでかまわない。

今、ちょっと調べていたら、「勤労学生控除」というのがあるそうだ。
年間130万円以下の給料の人が対象であり、放送大学でも適用されるらしい。

しかし、なんだかよくわからないから、もっとよく調べてみよう!
コメント

転換期?

2007-11-13 23:58:59 | 未分類過去
私はどうも飽きっぽい性格であり、何をやっても長くは続かない。
といっても、3日坊主とか数週間というわけではなく、だいたい2~3年周期で気が変わってくる。
だから、今までの仕事もそのくらいで転職している。
しかし、今回は今の仕事を辞めようとは思わず、他の要素を付け加えることによって気分を一新し、さらに前進しようということで、なかなか活発な気分になっている。
人生の中で何回か活性化したことがあるのだが、もしかしたら今もそのときかもしれない。

アクセルを踏むときである。

まず、仕事は正社員は思いとどまったが、勤務時間を増やし、その分社内で新しい仕事をすることとなった。これは、社内の他部署の仕事の人手が足りないということから始まった話だが、自分自身にとっても、人間としての器を広げる良い機会となればいいと思う。

今の仕事については、放送大学の自然科学系の受講内容が徐々に役立ち始めているので、この調子でさらに専門性を高め、質を向上させながら続けていきたい。

また、仕事以外に個人的に美術館や博物館に関する分野の勉強をして行きたいと思っている。休日などに、何らかの社会に貢献できる活動ができたらいいなと思っている。そのためには、よりいっそう頑張らなくてはならない。

年も年なので、何にしてものんびりはしていられない。

飽きっぽさか根性の無さゆえ、1つの道を極めることができなかった。
だから、何にもモノにならないわけだ。
今後も同じことかもしれないが、当面、今打ち込みたいものに打ち込んでみよう!

コメント (2)

文化財の保存と修復

2007-11-12 23:25:34 | 未分類過去
公開シンポジウム「文化財の保存と修復Ⅱ」~博物館の役割と未来~
今頃なってですが、10月28日に行ったシンポジウムの内容に関して書きたいと思います。
前に書いたのは、国立博物館の会場出入口の位置が遠かったとか、アンケート用紙がみつからなかったとか、くだらないことばかりで、肝心なことを書いていませんでした。
実は、シンポジウムの内容はすごく充実していて、自分でまとめるとお粗末になってしまうので、なかなか書けなかったのです。しかし、日がたつにつれて記憶も薄れるばかりですし、自分の表現力の欠如を理由に書かないというのは逃避でしょう。不完全でもやはりまとめなくちゃいけないなと思いました。

一番記憶に残っているのは、九州国立博物館の館長さんの話でした。
九州国立博物館は2年前にできた新しい国立博物館だそうです。
日本の国立博物館は、19世紀に京都と奈良と東京にできたそうです。京都は日本の国風文化の中心地であり、奈良は仏教が伝来した中心地であり、東京は近代文化の中心地ということでしょう。そして、20世紀には新しい国立博物館はできなかったのですが、100年以上も間をおいてこのたび九州に博物館ができたということ。なぜ九州なのかと言えば、昔から九州は外国からの文化の入り口だったのであり、中国や朝鮮からの文化もそうですが、中世や鎖国時代にヨーロッパからの文化が入ってきたのも九州だとのことです。
なるほど、そのとおりですね。
今、国立博物館は、この4箇所のほかに、東北にミンパク(民族博物館)ができたようです。これで、日本列島にバランスよく位置したなという感じがします。

九州国立博物館は新しいので、いろいろなことが工夫されているようです。
今回のシンポジウムのテーマは「保存と修復」なので、そこに焦点が当てられますが、当然のことながら切り離せないのが「展示」であり、博物館は文化財の保存と修復をしながら同時に展示もしていく必要があるわけでした。
そうなると、展示によって文化財が痛んだりしてはいけないし、また、そこに訪れる人々にとっても博物館の中は快適でなければならず、物と人、両方にとっての良い環境を提供することが重要な要素とのことです。
また、博物館は経営のために集客も必要なので、多くの人が来館するのが望ましく、そうするとますます混雑による不快さや危険なども考慮する必要があります。
そういう点で、この博物館は様々な工夫がされているとのことでした。
人に対する安全は同時に展示品に対する安全でもあり、この博物館は耐震構造になっているそうです。展示物も倒れないような設備がされています。
そして、この耐震構造を来館者にも見学できるようにしてあり、また、保存庫のようすも通路などから見学が可能になっており、博物館のウラの様子も公開され、一般の人に理解できるような工夫がなされているとのことでした。
文化財を展示する時に、世界の各地から借りてくる場合もありますが、その博物館の環境や安全管理が行き届いているという信用があると、貸すほうも快く貸してくれるそうです。
このような話を聞いていて、「物と人にとっての博物館環境」というものに非常に興味を感じました。

そのほかの方の話では、日本の文化財は紙・木・布というデリケートな素材でできているのが特徴で、西洋の石や金属など永久的な材質とは違うため、独特の保存や修復技術が必要であり、そのための努力がされているとのことでした。日本人はそうやって文化財を守ってきたのだなあ、と再認識しました。

実物を保存するためには、空気中にさらしておけないことも多々あるでしょうし、どんなに大切にしても限界があるのかもしれません。そのような場合、同じ製法を再現して複製品を作って展示するという方法もあるでしょうし、映像や写真を撮って、それを公開するということもあるでしょう。
博物館の業務というのは、昔ながらの技法を再現して補修したり複製したりする作業と、一方で最新の科学技術によって環境の管理をしたり、文化財の劣化を防いだりするという両面性の要素があり、非常に興味深く思いました。

その他、文化財を保存修復するには、人間の医学と同じように、壊れてから直すのではなく、予防することが大切だという話も印象に残りました。

また、現在博物館にいる学芸員は、保存修復の専門家がいない場合が多く、展示・収集・保存・教育・研究などを分業せずに掛け持ちでやらざるを得ないようです。国立博物館でさえ保存修復の人材が足りないという厳しい状況にあるようです。
学芸員の多くは、歴史・芸術・文学系の大学を出た人で、自然科学系の大学を出た人は少ないため、保存修復のための知識が足りない状況にもあると言えます。
保存修復のためには、たとえば湿度を保つとか、殺菌・脱酸素・脱塩なども必要ですし、解体修理などもするため、自然科学系のノウハウが必要となるということでしょう。

そのようなわけで、今後保存担当にふさわしい人材の配置が望まれるし、そのようなことを実現することによって、博物館がさらによい方向に発展していくことが望まれるということでした。

私は、放送大学で、博物館の科目をとった時に、ちょうどこの保存技術について感心を持ったので、このシンポジウムは非常に興味深い内容でした。



コメント

トラックバックって

2007-11-11 14:14:45 | 未分類過去
変ですね。
岡倉天心のシンポジウムについての記事になんで「恋愛人間関係の悩み相談」のブログがトラックバックされるんだろうと不思議だったのですが、
そういえば、文の内容に、岡倉天心の恋愛について書いた部分がありました。
私や友人が恋愛に悩んでるんなら、このトラックバックは適切だと思うけど、岡倉天心の人生を考えるのに、あんまり関係ないし・・・、と思います。
これは、文中の語句に反応した「自動トラックバック」なんでしょうね。
コメント

実験の悩み

2007-11-11 11:13:17 | 放送大学
先日の放送大学の面接授業で、自宅での実験とそのレポートの宿題が出ていたんですが、締め切りが迫っています。どうしたって今日中にやらなきゃ無理なんですが、ちょっと試してみたところ、どうもうまくいきません。もうやめようかな。
あまりにも忙しくて今までやる時間がなかった。
いや、自分でいろんな予定を入れてしまっていたのがいけなかったです。
今日はもう家事もたまっているし、やらなきゃならないことが多すぎる。
実験って、授業中に学校の実験室でできればいいんですけどね。器具などもそろっているし・・・。
でも、そうやってお膳立てされているところでみんなでいっしょにってのは、小中学生までなのかな。どうやって実験をし、何を使い、うまくいかなかったら別の方法を考える、というようなことを自分で全部やらなくちゃいけない。人を頼っていたらいけないんでしょう。こういう実験能力がなきゃあ単位修得が認められないのは、自然科学系のコースとして当然ともいえます。
まあ、やらなきゃ自分が単位を落とすだけのことですから、かまわないといったらかまいません。
この科目の1単位がなくても、卒業できるしね。
講義の内容が自分にとってプラスになったから、それでいいです。

実験レポートを書いて単位をとるか、それとも書かないで単位を落とすかは、自由だ~!
コメント (2)

岡倉天心シンポジウム

2007-11-11 02:05:50 | 未分類過去
今日は、またまた上野にでかけた。藝大120周年記念行事として、岡倉天心についての3回目のシンポジウムがあった。1回目は10月5日でもう一月以上も前のことだった。
2回目は10月20日であり、ちょうど放送大学の面接授業にぶつかっていけなかった。そして、今日が最後だった。しばらく間が空いて記憶が遠のいているととともに、朝から雨が降っていて、ちょっと気が重かったが出かけることにした。
午前中に「岡倉天心展」を見て、午後からシンポジウムという予定だったが、出かける時間がどんどん遅くなり、天心展のほうは1時間弱で大急ぎで済ませることとなった。

昨夜徹夜状態で文を書いていたせいで、ひとりずつの講演はうつらうつらと寝てばかりで、断片的にしか覚えていない。しかし、ディスカッションになってからは、頭もすっきりしてとても興味深い内容であることに驚いた。

1回目は、天心の公然たる仕事の功績など表面的な内容だったが、今日のは天心の内面をどこまでも掘り下げていくような内容で、本当に興味深く驚いたしだいだ。
中でも、インドのバルーチャ氏という、演劇を研究している人の、岡倉天心の関する考察は鋭い。岡倉が英文で日本文化について書いた本というのは、インドで書かれた。なぜインドだったのか?岡倉が日本人に向けて書かなかったのは何を意味するのか?英文を日本語に訳して日本人が読むまでにはかなりの時間差があるし、英語のニュアンスをそのまま伝えることはできないはず。インド人との人間関係の詳細の考察。等々。
また、その他の日本人研究者の方々も、岡倉の恋愛や人生経路と行動の深層心理などについて、ものすごく深く考察されていてすごかった。
そのようなことを通して、岡倉天心という人のはかり知れない人間像を感じ、以前とは全く違った意味で、非常に興味深い人であり、その内面をもっと知りたいという思いに取り付かれた。
100年も前のこの人について、今現在こんなに熱心に研究がされているのも驚きであり、研究する人たちには感心するばかりだが、また逆に100年間も詳細な研究がし尽くされず、まだまだ未知の人であったということも非常にもったいないことだ。
ぜひとも、人間岡倉天心というものを、できうる限り理解したいと思った。
単に優秀な人だったというのではなく、恋愛やアイデンティティの苦悩も抱えながら矛盾をはらみつつ、世界で行動し続けた人であったことに、よりいっそう人間としての魅力を感じられる。死の直前に書いたのが、評論ではなくオペラ「ホワイトフォックス」だったのも興味深いところである。

今日のシンポジウムには出かけていって本当によかったと思った。これを聞いたのと聞かなかったのとでは、大きな違いである。このような貴重な講演が無料で聞けるなんてほんとうに申しわけないくらいだ。
こういう機会を得て、その結果自分に何ができるのかというと、自分自身が与えてもらって喜んでいるだけで、何の役にもたてないことが歯がゆい。
講演を聞いている人たちはどういう分野の人たちなのか、研究者が多いのか、今後の文化に貢献するわけなのか。
こういうことを肥やしにして、私は社会に対してどんなお返しができるだろうか。そういう課題にぶちあたる。
コメント

漢字の読み方

2007-11-11 00:56:59 | 未分類過去
最近、立て続けに若い女性アナウンサーの読み間違いに遭遇した。
1つは、「意思に沿わない」を「そぐわない」と読んでいた。
おやっ、「そぐわない」と読むんだっけ?普通に「そわない」と読んじゃいけないの?
自分の記憶違いかと思い、急いで辞書を引いた。
辞書形は「そう」「そぐう」で、別のことばであり、「そぐう」の漢字はない。
否定形は「そわない」「そぐわない」となる。
だから「意思にそう」と「意思にそぐわない」は肯定形と否定形で対応するわけではない。

もう1つの間違いは、「思惑」を「しわく」と読んでいた。
これは、男のアナウンサーがその場で「おもわく」と訂正させていた。
これは女性アナウンサーが単に音読みで読んでいたということだが、
言ってみれば、「おもわく」のほうが特殊な読み方である。
湯桶読みっていうのだろうか。訓読み+音読みだ。
「しわく」という読みかたが全くの間違いかどうかは断言できないところだが、
声に出して読んだ場合は、「おもわく」と発音するのが適切であろう。
「しわく」と聞いても意味がわからない。話し言葉では「おもわく」が普通に使われる。

この2つの読み間違いは、ちょうど逆の現象のようにも思える。
漢字をそのまま読むのが正しい場合と慣用的な言い方で読むのが正しい場合、とでもいうか、そういうことで対照的である。
日本人はこういうのを勘や経験によって使い分けている場合が多く、若いアナウンサーなどは、一般人より言葉にくわしいはずにもかかわらず間違える。
だから、ましてや外国人には漢字の読み方は非常に難しいものとなっている。

女子アナ批判ではなく、「日本語ってむずかしいね」ってのが結論。
コメント

有名人

2007-11-09 00:43:47 | 未分類過去
この間、同窓会に出て初めて知ったのだが、中学のときの同級生に、よくテレビにでている有名タレントがいたということだ。
中学は何クラスもあり、私はその人と同じクラスになったことはなかったのだろう。
しかし、名前となんとなくの風貌だけは記憶がある。
最近はあまりテレビに出ないそうだが、数年前は頻繁に出ていたという。
だから、きっと目にしたことはあると思うが、同級生だったとはぜんぜん気がつかなかった。

その人の芸名を検索すると、ブログや公式サイトもあり、写真も載っているが、それを見てもあまりぴんとこない。
だが、本名の苗字と生年月日や出身地からして、やはり同級生にまちがいない。
へえ~、そうだったのか!と思うばかりである。
同級生の話によると、中学時代は文化祭のステージなどで活躍し話題を呼んでいたらしい。
でも、私にはぜんぜん記憶がなかった。
何はともあれ、同級生が芸能人になって活躍しているのは嬉しいことだが、全く意外だった。

そういえば、音楽家で有名な人もいるらしい。その人は中学と高校が同じで、高校では同じクラスになったこともあったが、友達としての接点はいっさい持ったことがなかった。そのひとは、日本というよりもヨーロッパで活躍しているらしく、たまにしか日本に戻ってこないようである。ネットで検索すると数年前に日本で開催されたリサイタルのことが出ていた。

探せばいろいろいるもんだ。

あの人、どうしたかな?と思う人の名前を入れて検索すると、同姓同名がでてくる。
それが当人なのかそうでないのかはわからないことも多い。
昔の同級生で、ものすごく絵の上手な人がいて、その人画家にでもなっていないかと検索してみた。すると、同郷に近い場所の、とある有名な会社の重役の名前が出てきたので、すごく出世したんだなと思っていた。絵の道に進んでいなかったのかと思った。
そうしたら、先日同郷の友人から、その同級生は何にもしないで家にこもっているという情報を聞いた。重役になっている人は同性同名の別人だったようだ。
家にこもって何をしているのか?ニートみたいな言い方だったが、絵の傑作でも創作していてくれたらいいものだと思った。

有名になろうとならなかろうと、自分の道を進んで行けた人はいいですね。
40年以上も生きていると、そろそろ結果がでてきます。
でも、まだまだ先はわかりません。

コメント

うちのハイビスカス

2007-11-08 01:06:14 | 植物・花・木
今年の夏に咲いたものです。
この日はめずらしく3姉妹のようでした。

来年も元気で咲いておくれ!
コメント

熱海の花

2007-11-08 01:00:28 | 植物・花・木
こんな花も咲いていましたが、何と言う花でしょうか?
これも南国っぽいですね。
コメント

熱海のハイビスカス

2007-11-08 00:56:27 | 未分類過去
熱海のMOA美術館の入り口に、南国っぽい花がたくさん咲いていました。
そのうちの1つが、このハイビスカスです。
まだまだ、これから咲こうとしているつぼみもいっぱいありました。

うちのベランダのハイビスカスは、今年も楽しませてくれましたが、10月以降はもう花は咲いていません。
小さなつぼみが1つ残っていると思っていたのですが、大きくならないままいつの間にかなくなってしまいました。
寒くて成長できなかったんでしょう。
葉っぱはまだ元気ですが、そろそろ家の中に入れようかと思います。

そこに行くと、熱海はやはり暖かいようです。
そういえば、つつじもチラホラと咲いていました。
コメント

アイデンティティー

2007-11-07 00:30:58 | 未分類過去
この言葉は、なかなか日本語で言い表すには難しい気がする。

故郷の小学校の同窓会などに出ると、“自分は何者なのか?”という妙な気持ちにとらわれる。
確かに、その故郷の小さなに生まれ育ち、その仲間であり、懐かしく、気心がしれていて、自分をその中の一部であると確信できる。

しかし、どこか違う。
そのまま故郷に暮らし続けて来た仲間とは違うのである。

おそらく、生活習慣も価値観もどこかしら違うような気がする。

田舎では、みな一戸建て住宅を買い、1人1台の車を所有するというのが普通のようだ。
そして、子供は大学に行かない場合が多い。
地元の高校を卒業して、適当な仕事につく。
だから、同級生の子供はもう就職している人が多く、経済的にも余裕がある。
故郷で大卒の人というのは、いるにはいるが、公務員か教員一家が多いようだ。

東京のように子どものお受験に力を注ぐような人は滅多にいない。
だから、子供が小さいときから保育園に預けて共働きをする人も多い。
それで、意外に女性もしっかりとした仕事を持ち、安定した収入を得ている。

一戸建ての家を所有し、てきぱきと働き、
安定した家庭生活を送っているという印象がある。

それに比べると、自分は何をやっているのかと思う。

子どもの教育の点では、私は東京人のように熱心な育て方はできなかったし、
自分自身の仕事も中途半端だ。
大した収入もない。

田舎に帰ったところで、いくら安いと言っても家を買えるような余裕はないし、
車の免許もなし、車を所有する経済力もない。

今だに勉強し続けなければ、今の職場で人並みに仕事をすることもできない。

同じ小学校から大学に行った同級生は、ほんのわずかである。
同窓会出席者の中では、私が一番遠くからの出席者だった。
東京に住んでいて、東京の会社に勤め、有名な企業と関連し、先端技術を扱うような仕事をしているということは、どこかしら優越感がないとは言えない。
しかし、この東京で、家を買うこともできず必死に暮らしている。

余裕をもって暮らしている故郷の同級生のようにはいかないのだ。

懐かしさとともに、なんだか割り切れない思いをもちつつ、
結局は東京で突っ走り続けるしかない。

帰宅すると、注文してあったビジネス著作権検定の問題集が届いていた。

また、東京の自分に戻ろう。


コメント

美術館からの眺め

2007-11-06 19:54:27 | 美術・美術館
MOA美術館から熱海の海を一望することができました。

庭はここに写っているムア広場と
右方向に広がる洋風の芝生の庭や、
別のところには、
和風の建物と日本庭園もあります。

館内の展示以外にも、見所はたくさんあります。


天気もよくて良かった!
コメント

モネの睡蓮

2007-11-06 01:14:15 | 未分類過去
モネが描いた池の睡蓮と同じ睡蓮があるという美術館の池を見に行きました。
睡蓮は、今は花の季節が終わり、細かい葉のみが水面に浮いていました。
池の周囲には色とりどりの花が咲き、きれいです。
絵にしたら、モネの絵のようになりそうですね。


コメント

MOA美術館

2007-11-04 23:57:54 | 美術・美術館
静岡県熱海市にあるMOA美術館に行って来ました。
前売の大学生料金で、500円。一般当日1600円に比べるとなんとお得なんでしょう。
美術館は高台にあり、熱海駅からバスでかなり急な坂道を登り、その後、入口から長いエスカレーターを4基乗り継いでさらに上へ上へと上っていきました。(途中から写真の階段を使いましたが、屋内の経路ではあと3基あったらしいです。)
この長いエスカレーターで連想するのが、地下鉄大江戸線です。こっちは逆にもぐって行くわけですが、いったいどっちが長いのかな~?と漠然と比較してしまいました。

今、具体的に調べてみると、
MOA美術館のエスカレーター総延長は約200m。 エスカレーター入り口からメインロビーの高低差は約60mだそうです。
一方、地下鉄大江戸線は、一番深いのが六本木駅で、地底42.1mだそうです。それは約14階建の高さになり、4基の長いエスカレーターを使っているようです。
高低差ではMOA美術館のほうに軍配があがりました。
しかし、いずれにしても、それらができるまでの工程は大変だっただろうなあ~とため息がでます。乗っているだけでも容易に着きませんからね。

日曜日だというのに、東京に比べるとかなり人が少ないのも、ちょっと心配になってしまいました。
エスカレーターはずっと稼動しているのに、電気代大丈夫か?という具合です。
それに、全体にかなり豪華な設備ですから、採算が合うのだろうか?といらぬ心配をしてしまうのでした。

今は特設展で「サーカス展」というのをやっていて、サーカスをテーマにした絵画がたくさん展示されていました。ルオー・シャガール・マチス・ローランサンなどの作品も多く、なかなかなものです。東郷青児、安井曽太郎など日本人画家のものもありました。作品はガラスで隔離されたスペースの中に展示されているので、環境や安全のための管理が行き届いているようでした。
サーカスっていうのは、人を楽しませるものだけど、どうしてか人間の哀愁が満ちているような、不思議な気分を呼ぶオーラのあるものですね。

特設展で展示されていた作品の複製や絵はがきなどが売っていなかったのが残念です。

常設展では、掛け軸・屏風・陶磁器など東洋の工芸品が多く、そういうものは私はあまり関心を持ったことがなく、見てもよくわからないのですが、中国の器はすごいなあと思いました。
どこか日本のものとは違います。整然として緻密で甘えがないような、美しく正確な模様の器や花びんには、計り知れない品格のようなものを感じさせられました。
これが、中国文明かと感じるのでした。

洋画ばかりではなく、器なども興味深いものですね。

この美術館には、有名なモネの絵が2点ありましたが、そのモネの家の池から譲り受けたという本物のスイレンが、美術館の池にありました。
そのほかに、茶室や能楽堂などもあり、とても立派できれいな美術館でした。






コメント