静岡県熱海市にあるMOA美術館に行って来ました。
前売の大学生料金で、500円。一般当日1600円に比べるとなんとお得なんでしょう。
美術館は高台にあり、熱海駅からバスでかなり急な坂道を登り、その後、入口から長いエスカレーターを4基乗り継いでさらに上へ上へと上っていきました。(途中から写真の階段を使いましたが、屋内の経路ではあと3基あったらしいです。)
この長いエスカレーターで連想するのが、地下鉄大江戸線です。こっちは逆にもぐって行くわけですが、いったいどっちが長いのかな~?と漠然と比較してしまいました。
今、具体的に調べてみると、
MOA美術館のエスカレーター総延長は約200m。 エスカレーター入り口からメインロビーの高低差は約60mだそうです。
一方、地下鉄大江戸線は、一番深いのが六本木駅で、地底42.1mだそうです。それは約14階建の高さになり、4基の長いエスカレーターを使っているようです。
高低差ではMOA美術館のほうに軍配があがりました。
しかし、いずれにしても、それらができるまでの工程は大変だっただろうなあ~とため息がでます。乗っているだけでも容易に着きませんからね。
日曜日だというのに、東京に比べるとかなり人が少ないのも、ちょっと心配になってしまいました。
エスカレーターはずっと稼動しているのに、電気代大丈夫か?という具合です。
それに、全体にかなり豪華な設備ですから、採算が合うのだろうか?といらぬ心配をしてしまうのでした。
今は特設展で「サーカス展」というのをやっていて、サーカスをテーマにした絵画がたくさん展示されていました。ルオー・シャガール・マチス・ローランサンなどの作品も多く、なかなかなものです。東郷青児、安井曽太郎など日本人画家のものもありました。作品はガラスで隔離されたスペースの中に展示されているので、環境や安全のための管理が行き届いているようでした。
サーカスっていうのは、人を楽しませるものだけど、どうしてか人間の哀愁が満ちているような、不思議な気分を呼ぶオーラのあるものですね。
特設展で展示されていた作品の複製や絵はがきなどが売っていなかったのが残念です。
常設展では、掛け軸・屏風・陶磁器など東洋の工芸品が多く、そういうものは私はあまり関心を持ったことがなく、見てもよくわからないのですが、中国の器はすごいなあと思いました。
どこか日本のものとは違います。整然として緻密で甘えがないような、美しく正確な模様の器や花びんには、計り知れない品格のようなものを感じさせられました。
これが、中国文明かと感じるのでした。
洋画ばかりではなく、器なども興味深いものですね。
この美術館には、有名なモネの絵が2点ありましたが、そのモネの家の池から譲り受けたという本物のスイレンが、美術館の池にありました。
そのほかに、茶室や能楽堂などもあり、とても立派できれいな美術館でした。
前売の大学生料金で、500円。一般当日1600円に比べるとなんとお得なんでしょう。
美術館は高台にあり、熱海駅からバスでかなり急な坂道を登り、その後、入口から長いエスカレーターを4基乗り継いでさらに上へ上へと上っていきました。(途中から写真の階段を使いましたが、屋内の経路ではあと3基あったらしいです。)
この長いエスカレーターで連想するのが、地下鉄大江戸線です。こっちは逆にもぐって行くわけですが、いったいどっちが長いのかな~?と漠然と比較してしまいました。
今、具体的に調べてみると、
MOA美術館のエスカレーター総延長は約200m。 エスカレーター入り口からメインロビーの高低差は約60mだそうです。
一方、地下鉄大江戸線は、一番深いのが六本木駅で、地底42.1mだそうです。それは約14階建の高さになり、4基の長いエスカレーターを使っているようです。
高低差ではMOA美術館のほうに軍配があがりました。
しかし、いずれにしても、それらができるまでの工程は大変だっただろうなあ~とため息がでます。乗っているだけでも容易に着きませんからね。
日曜日だというのに、東京に比べるとかなり人が少ないのも、ちょっと心配になってしまいました。
エスカレーターはずっと稼動しているのに、電気代大丈夫か?という具合です。
それに、全体にかなり豪華な設備ですから、採算が合うのだろうか?といらぬ心配をしてしまうのでした。
今は特設展で「サーカス展」というのをやっていて、サーカスをテーマにした絵画がたくさん展示されていました。ルオー・シャガール・マチス・ローランサンなどの作品も多く、なかなかなものです。東郷青児、安井曽太郎など日本人画家のものもありました。作品はガラスで隔離されたスペースの中に展示されているので、環境や安全のための管理が行き届いているようでした。
サーカスっていうのは、人を楽しませるものだけど、どうしてか人間の哀愁が満ちているような、不思議な気分を呼ぶオーラのあるものですね。
特設展で展示されていた作品の複製や絵はがきなどが売っていなかったのが残念です。
常設展では、掛け軸・屏風・陶磁器など東洋の工芸品が多く、そういうものは私はあまり関心を持ったことがなく、見てもよくわからないのですが、中国の器はすごいなあと思いました。
どこか日本のものとは違います。整然として緻密で甘えがないような、美しく正確な模様の器や花びんには、計り知れない品格のようなものを感じさせられました。
これが、中国文明かと感じるのでした。
洋画ばかりではなく、器なども興味深いものですね。
この美術館には、有名なモネの絵が2点ありましたが、そのモネの家の池から譲り受けたという本物のスイレンが、美術館の池にありました。
そのほかに、茶室や能楽堂などもあり、とても立派できれいな美術館でした。