グレーカードではなく、レンズ前に乳白色板を付けて、標準露出に写し込む方法で撮影しました。
この方法のほうが、グレーカードを写すより確実だと思います。
この乳白色板は、光源に向けてネガの最初のコマに写し込み、これを標準反射率のグレーになるようにプリントすることで、全てのコマの露出とカラーバランスを合わせようというものです。
最初の2枚は、α900とα7Digitalをそれぞれ1/3EVずらして撮ったものです。
α900方がデータと共に1/3EVほど明るく写っています。
α9は、+-0で1/80secでしたから、どちらが標準に近いのでしょうね。
α900の-0.3EVのものとα7Digitalの+-0EVのものを並べてみると、色が少し違うものの、明るさはほぼ同じであることが分ります。
50mmF1.4が他のレンズに比べて、同じデータでも明るく写ることについて、試してみました。
微妙に明るく再現されています。1/3EV弱でしょうか。
午前中のテストは、太陽が建物に隠れていましたので、午後太陽光下で同じテストをしてみました。
今度は、α900、α7Digital、α9とも同じ値が出ましたが、同じ値でありながら、やはりα900の方がα7Digitalより1/3EVほど明るめに写りました。
50mmF1.4とMacro50mmF2.8との比較も同様です。
今まで日中撮影することが少なかったので、今日はこの他にもいろいろ撮影してみました。
概ね適正露出という気がします。
ただ、以前にも書きましたように、ピント位置によって露出が大きく変わることがあるので、測光インジケーターなどを使って全体の露出バランスを見る必要はありそうです。
ところで、私のモニターはキャリブレーションされていません。
きちんと管理されたモニターでご覧の方、このα900の露出傾向はいかがでしょうか。
また、他にα900をお使いの方、明るめに出る印象はありますでしょうか。
ご意見いただけると嬉しいです。