最近気になっているのは、ちえりさんの
CHERRY-FIZZ。
女性らしい柔らかい表現のスイーツや小物類も素敵ですが、女性が撮る女性の写真にも興味があります。
以前「人物写真の難しさ面白さ」(下記)に書きましたように、それぞれの気持ちが映るからです。
写真は心を写す鏡だと言われている。
例えば1つの花を何人かの人が撮ったとき、それぞれ違った写真ができあがる。それは、写真技術の良し悪しもさることながら、それを撮った人がその花のどこに心を引かれ、どう表現したかったかがそれぞれ違うためで、そういう意味で、できあがった写真には、それを撮ったときの心の動きが映し込まれていると言えるわけだ。
花の写真であれ風景写真であれ同じことが言えるが、人物写真となるとこれがちょっと違ってくる。撮り手の気持ちが映ると同時に、撮られる人の気持ちもまた映るからだ。撮る側にしても相手や状況によって気持ちは違ってくるし、撮られる人にとっても、誰に撮ってもらうかで気持ちや表情が違ってくるのは当然である。
このように考えると、人物写真は相手の姿を撮っているようで、実は相手と自分との人間関係を撮っているにほかならない。ここが人物写真の難しさであり、また面白さでもある。
男性が撮る女性ポートレート、女性が撮る女性ポートレート、どんな風に違うのか、興味のあるところです。
表題写真:α9 85㎜F1.4 Aモード f2.8 1/30秒+1EV RDPⅢ レフ2枚・三脚使用