**撮影日2014年9月28日**
平成26年は12年に一度に巡り来る羽黒山午歳御縁年の特別な年のため、その御縁年特別企画の一つとして、出羽三山の開祖蜂子皇子を祀る蜂子神社の御開扉(4/29~9/30→その後10/31まで延長)がありました。
羽黒山手向の参道からスタート。
レストラン格付けガイドで知られるミシュラン社がフランスで発売した、観光ガイド日本編「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて、羽黒山の「杉並木」は3つ星に選ばれています。
山門をくぐると、下りの石段が続きます。
祓川に掛かる神橋をわたります。
祓川と須賀の滝。
もう少し長く居たいような、清々しさを感じる場所でした。
樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉「爺杉」。
「五重塔」は東北地方では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えられているそうです。
現在の塔は、約600年前に再建されたものといわれ、高さが29.0mの三間五層柿葺素木造で、昭和41年には国宝に指定されています。
杉並木が見事すぎて、見上げれば空が小さくみえます。
豪雪地帯にあって、こんなにまっすぐと天に向かって凛と立っている杉並木の姿が感動的です。
出羽三山神社へと敷きつめられた、この石段も美しいです。
よくよく見ると・・・
文字が彫られている箇所があるんです!
次第に石段の坂がきつくなってきました。
「名物 力餅 二の坂茶屋」さんではお餅もいただけるのですが・・・
どうしようもなく水が飲みたくて、ペットボトルで癒されることにしました。
景色を眺めながら、汗ばんだ体に風がさらりと涼やかに渡っていきます。
また石段に復活。
ところがすぐに息がハアハアで、下りの方から声をかけていただいても元気な声が出ません。
芭蕉塚。
だいぶ頑張ったから、もうすぐかしら?
お酒。
ここにもお酒。
またまたお酒。
洒落かな?
金。
キン?カネ?
石段組んだ先人も、下からわざわざ運んだとしたら、とてつもなく重労働だったと想像します。
だってカメラ持っただけで、ほぼ手ぶらでもこんなにキツイのですから。
たまには、ハアハアしてない方もおられましたけど・・・。