2012年3月に39年の歳月を経て完成した多目的ダム「森吉山ダム」。
森吉山ダムの目的は、「洪水調節」「流水の正常な機能の維持」「灌漑用水の供給」「水道用水の供給」「発電」。
もともと、米代川一体は戦後最大の大洪水に見舞われ、この大洪水が森吉山ダム建設のきっかけとなり、昭和48年に調査事務所を開設して以来、39年の期間を要し平成23年度に完成したそうです。
山々の自然と人工物が不釣り合いに私の目には映りました。
もともとあったこの土地の神々が、高台にまとめて祀られていました。
ダムの下に境内毎沈んで、忘れられるよりはマシかもしれませんが、この人工物は痛々しく思えてなりません。
時代の流れと共に、先人たちが大事にしてきた信仰さえも、このような形に辿りつかなければならないのでしょうか。
**撮影日2014年10月2日**