ヴァルトベルクさんのお風呂は、源泉かけ流しの強酸性硫黄泉。
泉質は、酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム硫酸塩塩化物泉。
湯出口の泉温は約53度なのだそうです。
脱衣所の籠の一つ一つに、蔵王の名所が記してあり、丁寧に書かれた手書きの文字のぬくもりが伝わってきて、好印象でした。
必要最小限のアメニティーが揃えられていて、脱衣所は掃除がよくなされているといった印象です。
蔵王は、青白く濁ったお湯なんですよ~、贅沢でしょ♪
硫黄の香りが、私は個人的に好きなんです。
傷口があると、はじめのうちピリッとする場合もありますが、殺菌力も高く、回復力の強い温泉だと私は感じています。
洗い場も広いです。
女性の内湯です。
L字型になっていて、広々しています。
湯温は、熱すぎることなく、肌が丁度と感じる快適な温度でした。
源泉が24H絶えることなく流され、何時も入浴可能です。
露天風呂には間仕切りがありますが、木々の緑に取り囲まれて、とてもリラックスできました。
ちなみに男湯の露天風呂。
こちらのほうが解放感があって、緑がいっぱいです。
今回プランには貸切風呂1回利用がついていたので、夕食前に。
硝子から庭園が見渡せる内湯と・・・
硝子が外された半露天風呂に、裸で行ったり来たりできるのです!
なんという贅沢なことでしょう!
とちらにも源泉が注がれ、本当に良いお湯です。
宿泊者は、5月初旬から10月中旬の期間限定で「野天風呂」も利用できます。
宿の下駄を借りて、川沿いを歩きますと・・・
ここが源泉?
お湯がいっぱい湧出しています。
ちょっと小休憩できるようなベンチもありました。
これが男性の露天風呂。
いい感じではありませんか、思ったより広めで解放感あります!!
女性の露天はさらに奥にあり、扉の閉る脱衣所も完備。
露天風呂の一部には、日差しを遮る場所もあり、女性には助かります。
露天風呂の横には川が流れています。
蔵王で有名な「大露天風呂」も、横に川が流れているのを思い起こしました。
源泉の硫黄の香りとともに、鳥のさえずり、木々のざわめきを聞きながら、湯船に浸かっていると、何に疲れていたのかもその時だけは完全に忘れて、幸せな時間に包まれている自分を感じました。
見上げた空の光の加減で、もみじの青が重なり合い、とても美しく目に映り込んでくるのでした。
時間がやさしくゆっくり流れていきました。