・長打力はないが右翼打ちが得意。
・1971年ファーム成績
打率278・本塁打0・打点9「イースタンリーグ・ベストナイン三塁手」
・1971年「ファーム」
最近、当たりに当たってきたのが2年目の長井だ。昨年、中大からドラフト3位で入団。「実戦向きの好選手。武上もうかうか出来ない」とまで期待されたが、13試合に出てわずか1安打とさっぱりの1年目だった。しかし、今年はようやくプロの水に慣れ3割台をマーク。リードオフマンとして力をあげている。先日の北海道シリーズでは13試合で打率302「53打数16安打」を記録し、帰京後の2試合でも8打数6安打の当たりようだ。とくに右翼への巧い流し打ちが目立っている。「70キロを切る体重が今年は76キロ。睡眠もよく取れるし、そのせいかバットがよく振れる。なんとか一軍でがんばりたい」本人は意欲満々だ。今年の三月に洋子夫人と家庭を持って欲がでたのも好調の原因だろう。