1966年
打者として理想的といわれている。右投げ左打ちで、めきめきと台頭してきた二年生外野手がひとりいる。サンケイ・アトムズの赤井喜代次選手がそれ。数少ないテスト生上がりというところに彼の魅力がある。赤井は一昨年、捕手のテストに合格して入団。その後、三塁手や一塁手を転々としたあと、今シーズンから外野専門。イースタンの公式戦には一軍の福富や須崎が臨時に顔をだすため、まだ7試合(二十四日現在)にしか出場していないが、打率2割8分(25打数7安打)はりっぱなもの。その上、二十二歳の若さに似合わず中々の功打者で内角球は無理なく引っ張るし、外角はあざやかな流し打ちをするだけの技術は持ち合わせている。
打者として理想的といわれている。右投げ左打ちで、めきめきと台頭してきた二年生外野手がひとりいる。サンケイ・アトムズの赤井喜代次選手がそれ。数少ないテスト生上がりというところに彼の魅力がある。赤井は一昨年、捕手のテストに合格して入団。その後、三塁手や一塁手を転々としたあと、今シーズンから外野専門。イースタンの公式戦には一軍の福富や須崎が臨時に顔をだすため、まだ7試合(二十四日現在)にしか出場していないが、打率2割8分(25打数7安打)はりっぱなもの。その上、二十二歳の若さに似合わず中々の功打者で内角球は無理なく引っ張るし、外角はあざやかな流し打ちをするだけの技術は持ち合わせている。