プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

赤井喜代次

2014-06-23 21:17:40 | 日記
1966年

打者として理想的といわれている。右投げ左打ちで、めきめきと台頭してきた二年生外野手がひとりいる。サンケイ・アトムズの赤井喜代次選手がそれ。数少ないテスト生上がりというところに彼の魅力がある。赤井は一昨年、捕手のテストに合格して入団。その後、三塁手や一塁手を転々としたあと、今シーズンから外野専門。イースタンの公式戦には一軍の福富や須崎が臨時に顔をだすため、まだ7試合(二十四日現在)にしか出場していないが、打率2割8分(25打数7安打)はりっぱなもの。その上、二十二歳の若さに似合わず中々の功打者で内角球は無理なく引っ張るし、外角はあざやかな流し打ちをするだけの技術は持ち合わせている。
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大坂雅彦

2014-06-23 20:59:46 | 日記
1966年

このところ驚異的なハイペースで打ちまくっているのが、東京の大坂。二十三日現在、3割7分3厘(51打数19安打)の2ホーマー、7打点はどれをとっても東京ではピカ一。「去年あたりまで荒けずりだったバッティングに、うま味がでて本当にしぶとくなった」と顔を合わせるピッチャーは、声をそろえていう。大坂はことしでプロ入り六年目。徳島商から近鉄へはいり、ピッチャーに見切りをつけて遊撃に転向。その後、三十八年に東京へ移籍していらい殆どファーム暮らしを続けている。イースタンでは、投手ー内野手ー外野と三つのポジションをこなし今はやっと外野へ落ち着いた。肩もよく、体(一メートル八一、七九キロ)もあり、その上長打力を備えながら「変化球にもろい打撃と雑な守備」のためここ数年、芽が出なかっただけ。しかし、一昨年の2割4分2厘(2ホーマー、10打点)から昨年は2割5分1厘(4ホーマー・25打点)と内容を充実させ、ことしはさらに急上昇の前記の成績。この分でいくと一軍から声がかかるのも、もう時間の問題といえそうだ。
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