プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

羽場勇二

2014-08-25 19:30:30 | 日記
1965年

師走の特訓といわれた大洋の第三次特別練習が二十日打ち上げた。「若い選手は、短い期間でも能率的に指導すれば、長足の進歩があるもの。基礎的なものもあわせて非常に効果的な練習だった」と三原監督はじめ首脳部は大喜び。そんな中でされtれも、「ピッチングというものがよくわかった。教えられたことを反復しながら、来シーズン活用したい」と目を輝かしているのが、4年目を迎える羽場。羽場は東京国士舘高校から、重い速球、キレのいいカーブを買われ、大いに期待されて入団したが、ことしも一軍戦には登板できず、イースタンでも10試合で0勝2敗というパッとしない成績。毎年、いい球をもっているのに・・・といわれながら伸び悩んでいる。しかし、この特訓ではかなりの収穫があったようだ。「もともと、体の開きが早すぎる欠点があったんだけど、大分直ったと思う。ボクなりにフォームにも自信がついた。スライダーがきまりだしたし、ピッチングがいい感じになったと思っています」と明るい表情。いくらしぼられても83キロを割らなかった体力。1メートル78センチと上背にも恵まれ、天性の重い速球があるだけにピッチングのコツをおぼえた羽場の65年度の成長には楽しみがいっぱい。「64年はパッとしなかった。しかし、秋のオープン戦でも投げさせて貰ったし、少しずつ自信はついてきました。オフの間も腹筋や背筋を鍛えて来年の準備だけはしておきます」多摩川の合宿を引きあげたのが二十五日。いまは東京・府中の紅葉ヶ丘にある自宅で、毎日ランニングと腹筋運動を楽しそうに続けている。若い羽場たちには球団からオフの練習課題としてダッシュの練習、腹筋、背筋の鍛錬をすることというプリントが配られているが、そんなものは百も承知。「いわれなくても自分のために一生懸命走りますヨ」と寒風をついてきょうも基礎体力の強化に励んでいる。府中あたりだと、都心と気温が二、三度違うが、トレーニング・シャツに着替えると寒さなんか吹っ飛んでしまうそうで、真冬の寒風を突っ走る十九才の若さは頼もしい限りだ。
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山本晴三

2014-08-25 07:09:38 | 日記
1970年

南海は先の新人テスト公募者の中から、大商大・山本晴三外野手(22)=1㍍75、72㌔、右投右打、兵庫県立小野高出=の採用を決めた。入団発表は後日行われる。同選手は高校時代に捕手の経験があるので捕手として契約する。
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