プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

高橋里志

2014-08-16 21:48:03 | 日記
1967年

南海は二十日午後二時三十分から大阪・難波の球団事務所でドラフト会議に第四位で指名した電電北陸・高橋里志投手(19)=1㍍78、74㌔、右投右打、敦賀工出=の入団を発表した。背番号は未定。高橋は今シーズン南海四人目の新入団選手。高橋は敦賀工時代から一試合平均約十個から十二個の三振を取る本格派。このスピードが藤江コーチの目にとまっていた。高校時代の遠征試合、対大阪学院戦では江夏(現阪神)と十四回投げ合い、0ー0で引き分けている。「からだつきは投手として理想的なものです。ヒジ、手首の強さは抜群。フォームは好きだという村山に似ていますね。これからの課題はコントロールをよくすること、直球、カーブを生かす第三の球を覚えることでしょう。それには本人のいうフォークボールでもいいし、チェンジアップでもいいですね」と藤江コーチ。「一日も早くベンチ入りしたい」という高橋に「プロにはコーチもたくさんいるし、よく勉強してがんばってくれよ」と新山代表が元気づけていた。
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原秀樹

2014-08-16 13:33:58 | 日記
1967年

原秀樹一塁手・・新居浜商、1㍍80、75㌔、右投右打。

・原はことしの春、選抜大会に新居浜商を初出場させた原動力。恵まれたからだの長打が売りもので、甲子園では準々決勝の報徳戦に森本からホームランをとばしてプロのスカウトから注目された。四国では指折りの強打者。外野に転向する見通しが濃い。

原選手「プロ入りは家庭の事情もあるが、どうせ苦労するなら好きな野球でとことん苦労してみたいと思った。クリーンアップを打てる選手になるのが夢だ」
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楠橋高幸

2014-08-16 12:47:24 | 日記
1968年

「バッティングだけだったら一級品。どこへ出してもはずかしくない」とタイコ判を押すのは壷内監督。同監督は評論家の浜崎、戸倉(東京)両氏らと満州鉄道、大洋漁業など戦前戦後のノンプロで活躍した人。選手に与える点数がからいことには定評があった。ところが、この楠橋のバッティングには目を細める。中距離バッターなので本塁打は二十二試合で二本だけだが、どのコースでもさからわず打ち、打率は四割一分と高い。もちろんこれはチーム一だが、打点19、盗塁16、四死球17もいい記録。「とにかくカンがいい。投手がつぎに何を投げてくるかという読みもうまいですしね」壷内監督は運動神経のよさをあげる。父親幸則氏(57)は柔道二段。相撲でも若いときには広島県の代表生として神宮奉納相撲大会に出場して二位。兄の秀臣氏(30)は三原高時代、フィギュアの選手として国体に出場した腕前。そうしたスポーツ一家の血筋が尾を引いているのだろう。日吉中では三塁手だったが、高校に入学してから遊撃に転向した。これは壷内監督が、自分が現役時代経験したポジションで教えやすいことと、遊撃がこなせるようになれば、内野ならどこのポジションでもかんたんにできるという考えからだ。まだフットワークが悪いためゆるいゴロの処理がまずいが、持ち前の鉄砲肩がそれをカバーしている。今治西高は、中国四国地方で三番目の大学進学率を誇る名門。通学から受ける場合も成績がよくないとふられてしまうといわれる。もちろん楠橋もこの関門をパスしてきているので大学進学希望。「早慶どちらかにいって、神宮であばれてみたい」と夢をいだいている。1㍍77、72㌔、右投右打、三年生。
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飯尾尊雄

2014-08-16 10:03:17 | 日記
1967年

飯尾尊雄投手・・丹原高一年のときからマウンドを踏みつづけ、昨年は、エース兼四番兼主将と大車輪だった。昨年夏は愛媛県予選で第一シードの今治南高と顔が合って敗退したが、愛媛県下では指折りの好投手だった。四国地区担当の伊藤スカウトが高く評価しているのは「まだ技術的に本格派な指導を受けたことがないが、未完成ながらいい素質をもっている。からだが柔らかく、バネもあるので、まだまだスピードがでる」という点だ。ノンプロ伊予銀行に就職が内定している。

飯尾投手「まじめに一生懸命やってゆく。決め球を身につけることを目標にしたい」
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上甲秀男

2014-08-16 03:04:47 | 日記
1970年

上甲(じょうこう)秀男外野手(23)=1㍍80、76㌔、右投右打、電電四国、北宇和高出。

上甲は、ことしの都市対抗四国予選で、五試合に3ホーマーをマーク、そのうち一本は、松山球場のバック・スクリーンへライナーでとばした長打力の持ち主。

上甲外野手「長打力に自信を持っている。反面、三振も多いが、それもぼくの魅力だと思っている。とにかく思い切りのいいバッティングをやっていきたい。高校時代は、捕手もやったりして、もうひとつだったが、ノンプロにはいってから伸びたと思う。得意のカーブ打ちを生かして常時出場が目標です」
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