プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

田中良明

2015-02-21 20:23:40 | 日記
1959年

中日ドラゴンズでは十六日午後二時から名古屋市西川崎町の球団事務所で和歌山工業の投手兼外野手田中良明選手(18)と契約した。同選手は身長1㍍82、体重72㌔の恵まれた体格の持ち主で、四番打者として通算打率三割六厘、投げては速球、ドロップを武器に毎試合平均10個の三振を取っている。なお同選手は左投左打。
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谷野信次郎

2015-02-21 20:19:23 | 日記
1960年

谷野信次郎一塁手…同選手は身長1㍍75、体重75㌔腕力をボディ・ビルで鍛えたというから力がある。広陵高時代硬式から軟式に転じ、近大へ入学して再び硬式をにぎったという変わり種。近大では二年秋のリーグ戦から、一塁手、四番打者として出場、大学時代の通算成績は三割二分、本塁打8本の数字を残している。34年の学生野球協会結成記念大会では、ベスト・ナインに選出された。今年秋のリーグ戦では手首の負傷で5試合しか出場していないが、16打数8安打、五割のアベレージを残した。巨人に入団した同僚加田選手より素質に恵まれているといわれ、近鉄では彼の長打に大きな期待を寄せている。

谷野選手の話 大毎、巨人などからも交渉はありましたが、すべて松田監督(近大監督)におまかせしました。近鉄を選んだ理由は近鉄のチーム・カラーが好きだからです。ボクはどろくさいが、がむしゃらにやる方だからです。とにかく一日も早くレギュラーになりたいということだけ。努力を重ね、悔いのないようにしたいと思っています。

浅野球団常務の話 谷野君の練習、ゲームをみた千葉監督、加藤根本両スカウトは必ずものになるといっている。近鉄としては谷野君が外野の頭を抜くバッターになってもらいたいと思っている。
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坂野日出一

2015-02-21 20:05:07 | 日記
1960年

坂野日出一遊撃手…坂野選手は強肩、好打の持ち主で華麗な守備は定評があり、兵庫県下のノン・プロでは彼の右に出るものがなかった。とくに走力はずな抜けており、百㍍を11秒6、ベース一周14秒6で走る。播磨造船在籍二年間の通算打率は3割6分、身体1㍍73、体重63㌔、昭和十五年三月二十五日生まれ。

岡野専務の話 監督の要求から内野手をとってくれと申し出があったので、坂野君を獲得したわけだ。そういう意味で補強の一端を果せたと思う。ファイトもあり、期待していい選手だ。

坂野選手の話 守備と足には自信がある。問題はバッティングにあると思う。ノン・プロのときはトップを打っていて、一応左右に打ち分けることができたが、プロはスピードもあるし、果たしてそれができるかどうか疑問。とにかく一日も早く第一線へ出場できるようがんばりたい。
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野口元三

2015-02-21 18:04:37 | 日記
1959年

京都市立滋野中学から平安高校に進学、在学中わずかな期間をのぞいては、一貫して捕手をつとめ、甲子園大会には33年度の夏の大会を初めとして、今春、今夏と都合3回出場している。国体にも今秋で二度出場、今夏の全国大会では優秀選手に選ばれ、渡米の栄に浴し、米国でも注目を集めた。姉一人、妹一人の五人家族。身長176㌢、体重77㌔、昭和16年10月6日生まれ、右投右打。
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宮川孝雄

2015-02-21 17:55:51 | 日記
1959年

門鉄野球部の中心打者宮川孝雄外野手(24)は、このほどプロ入りを決意。広島カープ入団が内定した。同選手は三十一年以来三年連続して都市対抗に出場、今夏も日鉄二瀬の補強選手として活躍した。地味なプレイヤーであるため、中央球界ではあまり知られていないが、今シーズンは三番を打って打率三割強をマークするなど好選手として注目されていた。1㍍70、70㌔の体格は大ものぞろいのプロ野球で小柄に属するがシャープなバッティングと俊足は定評がある。広島から話のあったのはシーズン後半に入ってからで、同選手の先輩である金山コーチの勧誘が実ったもの。平山が衰えてトップ打者に人を得ない広島としては格好の選手であり、ファイトがあるだけに大いに期待されている。なお正式契約は十二月上旬広島で行われる予定。左投左打、豊国高出身。

宮川選手の話 同じ野球をやるなら、一度はプロでやってみたいと思っていたときに、金山さんから話があったのでお世話になるように決めました。プロに入る以上は門鉄野球部の名に恥じないよう一生懸命がんばります。
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近藤光郎

2015-02-21 17:35:20 | 日記
1959年

近藤光郎投手…21才、関大、1㍍75、74㌔、左投左打

村山(現阪神)卒業後エースとして活躍、一部では村山以上という評判もあるほどの好投手でかなりの球団から勧誘を受けたが、左投手に悩む西鉄の勧誘がもっとも強力で、本人も働きやすい場所として、早くから西鉄を希望していた。西鉄が近藤を知ったのは、一ファンから西球団社長へ投書があったもの。
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安藤英志

2015-02-21 17:28:54 | 日記
1960年

阪急ブレーブスでは萩商工の安藤英志投手(18)と契約を完了したむね発表した。安藤投手は左投左打身長一・七五㍍、体重六八㌔、去る十八日阪急のテストに参加して認められたもので、とくにイン・ドロップに威力がある。昨季は萩商工で10試合に完投、9勝をあげた本格派左腕投手。
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大上良章

2015-02-21 17:19:31 | 日記
1960年

大上良章投手…呉港高

大上投手はスリー・クォーターからの速球をウイニング・ショットとし、昨年以来箱崎投手と投げ合った経験もあり、とくに昨夏の予選では箱崎に三塁打をあびるなど、尾道商に惜敗した奇縁もあるが、当時から優秀な素質を認められていた。同投手は身長1㍍78、体重69㌔、右投右打、慎重に比して体重がやや不足しているが、ウエイトがつけば球団ではまだ伸びるとみており、プロ入り後は投球フォームをオーバー・スローにきりかえて出発するといっている。
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箱崎正義

2015-02-21 17:14:42 | 日記
1960年

箱崎正義投手…尾道商高

箱崎投手は昨年すでに尾道商高のエースであったが、昨年の予選まえ練習中にボールを右手中指にあてて骨折したため、予選から甲子園大会にかけて正投手を串畑にゆずり外野に回っていたが、檜舞台の対海南高戦には救援して敗戦投手になったとはいえ、好投を演じて識者の注目をあびたもの。身長1㍍74、体重74㌔、右投右打で打撃もよい。
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越智靖朗

2015-02-21 17:10:09 | 日記
1960年

越智靖朗捕手…同選手は身長1㍍80、体重73㌔と四国球界きっての大型捕手。その強肩、強打は早くからプロ・スカウト連の注目を集めていた好選手で近鉄では近い将来徳久ー越智で日本一のバッテリーを組むものと大きな期待を寄せている。高校時代主将、四番打者をつとめた越智捕手は通算三割五分の打率と本塁打6本の記録を残している。なお背番号は未定。

千葉監督の話 越智君のプレーは一度も見ていないが、ボクと郷里が同じだから、彼のことはずいぶん聞かされていた。大きな大会に出場していないので名前は余り知られていないが、四国球界ではずば抜けてスケールの大きい捕手だ。彼も西鉄の中西のような選手になってもらいたい。徳久君とバッテリーを組み、二人がウチの主力選手となってくれれば優勝を争えるチームになるだろう。

越智選手の話 西鉄、国鉄、南海からも勧誘をうけましたが、そのなかから近鉄を選んだ理由はボクが近鉄ファンだったことと、社長、監督さんが同郷なので、なにかにつけて心強く感じたからです。日米野球をみた程度でプロの実力はわかりませんが、とにかく一日でも早く第一線に出られるようにがん張ります。
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加田次男

2015-02-21 17:02:37 | 日記
1960年

加田次男外野手…加田選手は三十四年春のリーグ戦から近大の三番打者として出場、そのシーズンは二割九分三厘をマーク、秋のリーグ戦では三割七分一厘で首位打者の栄冠をかちとるなど、そのコンスタントな打力は大いに期待される。とくにカーブ打ちがうまく、外角球にも強いという好打者であるが、高校時代は投手の経験もあり、肩も強い。商経学部経済学科四年生、1㍍75、75㌔、右投右打。

宇野スカウトの話 加田君の入団で今季のウチの補強は一応終わったわけだが、加田君はウチの川上監督が粘りのあるバッターなのだからぜひとってくれという話があって、巨人へ来てもらうことになった。まじめな選手なので今後の活躍を大いに期待している。

加田選手の話 巨人には中村常さんがおられますし、働きやすいと思い巨人を選びました。プロの世界はどんなものかははっきりとわかりませんが、とにかく一生懸命やって、一日も早くレギュラーになることが目標です。
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立花照人

2015-02-21 09:26:12 | 日記
1960年

立花捕手は右投右打、身長1㍍75、体重74㌔、均整のとれた体格の持ち主で、岩手県下では屈指の好捕手として呼び声が高かった。しかし甲子園大会出場のチャンスを逸しているところから、むしろかくれた逸材ともいえる。強肩でインサイド・ワークもいい。阪急はじめ数球団から交渉を受けていた。昭和18年3月4日生まれ。

阪急岡野専務の話 秋田商の成田以上の評判と聞いているので大いに期待している。これで日大の木村捕手も内定したことだし、捕手陣の人材には不足はない。
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近藤隆正

2015-02-21 09:19:44 | 日記
1959年

巨人入りが内定していた大分県津久見高野球部近藤隆正投手(18)=三年生=はこのほど正式に巨人入りが決まった。同投手は本格派の投手として三十三年から三十四年にかけて九州高校の各大会で活躍、昨年の全国高校野球では県予選に優勝するなど将来を嘱望されている好投手である。身長1㍍71、体重66㌔、右投右打。
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小西秀朗

2015-02-21 09:14:57 | 日記
1959年

立大辻監督の了解を得られないまま、小西選手は十三日両親とともに国鉄球団を訪ね、国鉄入団の希望を述べた後正式に調印したわけだが、辻監督とのトラブルについて「辻監督の帰京次第さっそくお会いして誤解をときたい」と語っていた。同選手は秋田高から立大に進み1㍍80、75㌔、左投左打、リーグ戦の打率は今春2割4分4厘で二十位。今秋は3割2分5厘で六位に入っている。

小西選手の話 国鉄を選んだのは在京球団であることと宇野監督が好きだからだ。プロ入りの目標はまだなにも考えていない。ただ一生懸命にやろうと思う。辻監督にはこれからお会いして了解を得たい。大分誤解もあると思うからこれを解きほぐしたい。

今泉国鉄球団代表取締役の話 国鉄としては昨年の補強にひきつづき今年は第二次補強としてすぐに使える投手一名と打者二名を考えている。小西君はその最初の人だ。
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太田勝

2015-02-21 09:04:36 | 日記
1960年

太田勝一塁手…豊川高ー中大、身長1㍍73、体重64㌔、左投左打

太田選手は中大一年生のときからバッティングを買われてレギュラーとなったほどの力量の持ち主で、二年から桑田(大洋)とクリン・アップ・トリオを組んだ。昨年二部に落ちたが、今秋のリーグ戦では二部のベスト・テン二位に入っている。大洋には田村スカウト、鈴木隆、桑田、本田、若生と中大の先輩が多く、働きやすいという理由で大洋入りとなったもの。

太田選手の話 先輩が多いので大洋が働きいいと思った。それらの先輩たちにいろいろ指導してもらって、おくれをとらないようにしたい。一塁というポジションにはうまい人が多いので、一生懸命やって、少しでも多くの試合に出られるようになりたい。
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