プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

溝口憲雄

2015-06-28 12:22:47 | 日記
1964年

千葉県東金商高の溝口憲雄投手(16)=1㍍80、70㌔、右投右打=の阪神入りが決定した。同投手は二年生ながら恵まれた素質と速球は喧嘩随一といわれ、早くから阪神、国鉄から注目されていた。今夏の予選では準々決勝で木更津高に惜敗したが、房総農高戦では15打者から11三振を奪った右の本格派。プロ入りについてはまだ二年生であることから学校側は極力卒業まで待つように説得したが、同投手の家族が阪神佐川スカウトの熱心な勧めに動かされ、五日には退部届けを提出、阪神入りとなったもの。なお正式発表は近日中に行われる。

三橋・東金商監督の話 監督ではあるが教師という立場から考えて中退は本人のためによくないととめたのだが、家庭の方がどうしてもということなので退学届けを受理した。私としてはまだ二年生だけに残念だ。しかし溝口君は予選では四割の高打率をマーク、打者としても非凡なものを持っている。やる以上は立派なプレヤ―になってほしい。
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村上俊義

2015-06-28 11:46:07 | 日記
1960年

阪神タイガースでは三十日午後三時、阪神本社の球団事務所で、戸沢代表からBSタイヤの村上俊義投手(十九歳、東筑高卒)の入団を正式発表した。同投手は近鉄矢ノ浦遊撃手と同級で、高校時代は主戦投手。昨年BSタイヤに入社したが、権藤(現中日)の控えとしてあまり目立たなかったが、そのすぐれた素質は以前から高く評価されていた。去る十九日の都市対抗北九州予選で日鉄二瀬に敗れてから話が具体化し、阪神入りが決まった。左投げ、左打ちの本格派投手で決め球は内角低目へのストレート。「スピードの点では先輩の権藤さんと五分五分でしょう」と本人も語るぐらい威力があり、左投手難に悩む阪神にとっては将来楽しめる投手だ。昭和16年8月29日生まれ、身長176㌢、体重70㌔。

戸沢代表の話 左投手の補強は以前から考えていたが、この村上君は素質の点で大いに期待できると思う。まだ登録を終えていないがオールスター戦後からでも出場してもらいたいものだ。
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野崎洋

2015-06-28 11:29:38 | 日記
1960年

社会人野球長崎大洋クラブの野崎洋投手(18)=長崎市矢ノ平町745=は、十七日阪神タイガースに入団が決まった。同投手は今春長崎南山高を卒業。高校時代は投手兼外野手として活躍、大洋クラブに入ってからはエース柴田投手のかげにかくれて目立たたなかったが、平均打率三割の打力を買われて五番打者をつとめていた。身長1㍍74、体重70㌔、左投左打。なお野崎投手は十八日長崎駅発の急行雲仙で上阪、十九日大阪で正式契約をする。

野崎投手の話 投手として入団することになったが、果たしてプロの世界でどれだけやれるかわからない。しかし伝統ある阪神のために一生懸命がんばり、一日も早く第一線に出られるよう努力する。
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堀田明

2015-06-28 10:03:58 | 日記
1963年

巨人は二十五日後楽園球場での大洋20回戦の試合前、先に入団が内定していた社会人野球日本新薬の堀田明外野手(23)=関大出、1㍍80、75㌔、右投右打=の入団を発表した。同選手は今夏の都市対抗にも四番打者として出場、一回戦でコロムビア(準優勝)に敗れたものの、4打数2安打で一人気を吐き、昨年も積水化学に補強されて優勝の立役者となって、韓国遠征にも選ばれるなど、社会人球界のスラッガーとして定評があった。なお同選手の背番号は66。

堀田選手の話 プロ野球はテレビで見た程度でしかわからないが、一日も早く第一線に出られるようがん張りたい。本格派の投手には自信があるので、これからは変化球の打撃を勉強してなんとかがん張りたい。
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