1981年
長い間低迷していたが、昨年夏の地区大会は決勝戦に進出、甲子園へあと一歩と迫った。そのときの投手が、打の大黒柱でもある田子。1㍍76、73㌔で、上手から低目に決める速球と大きなカーブが武器。一回戦の青森・東奥義塾戦では、内野安打1本、三振16を奪う豪腕ぶりを発揮、地区大会の43回3分の2の防御率0.79の好記録を実証した。
1986年
来シーズンへの期待の星も生まれた。田子譲治投手が7日の日本ハム戦、今季初登板で敗戦処理ながら4回を2安打に抑える好投を見せたのだ。6回、いきなり二死一、二塁のピンチを迎えたが、それを乗り切りス~イ、スイ。「やっぱりアガりました。最初のピンチを切り抜け、ホッとしたハズなんだけど。最後まで何が何だかわからないうちに終わってました」