NHK総合9時35分からの番組を観た。
「永平寺で修行に励む若者たちを追う」
という副題がついていた。
早朝、永平寺に入門する若者10余人が、
僧姿で門の前に立つ、
早春でも朝は零下の気温という。
1時間ほどして、
目の前の廊下などを修行中の若い僧が掃除をはじめる。
入門を希望する若者たちなどに目もくれないで、
一心不乱に雑巾掛けをする。
2時間ほどして、1人の僧が来る。
若者たちに声をかける。
「一所懸命修行に励むか」
「はい、やります」
というようなやりとりが、それぞれとかわされる。
これで、入門が許される。
それから、修行僧の1日が紹介された。
4時起床。
4時10分洗顔。
1杯の木製洗面器の水だけで歯を磨き、顔、頭を洗う。
それから座禅40分。
線香1本が燃え尽きる時間だそうだ。
5時半読経。
6時半食事。
応量器(托鉢にも使う、仏の化身)という黒い器で食べる。
朝食は小食(ショウジキ)といい、玄米の粥とたくあん、ごま塩。
食べ終わると、応量器にお湯をもらい、それで洗い片づける。
7時20分掃除。
掃除などを作務といい、作務は動く座禅だそうだ。
21時就寝
蒲団をひもで丸め、寝袋状態にしてその中で寝る。
修行僧は、永平寺のいろいろな仕事をする。
観光客への案内説明。
永平寺の警備。
機関誌の発行、事務。
今だから当然なんだけど、
若い僧がパソコンを操作していた。
修行する若い僧は、永平寺に200人ほどいる。
毎年、100人ぐらいが入門する。
修行を終えた僧がどうなるのか、
途中で逃げ出す者はいないのか、
それと、なぜ若者が、
出家して永平寺で修行しようと思ったのか、
そのへんを知りたかった。
静かな夜、あの歴史的な永平寺で、
何人の若者が自慰をするのだろう。
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4月の九想話
4/5 らくやの花見
4/6 ネット文章
4/7 公演前夜
4/8 49歳なぜキレる
4/9 援助交際
4/10 リストカット (8/21削除)
4/11 中野の夜は遠かった
4/12 ガンジーさんからのメール
4/13 九想庵の1週間
4/14 大リーグ
4/15 “ママ”の誕生日
4/16 ウリイグアナ?
4/17 河島英五
4/18 液晶・執念の対決
4/19 パラサイト世帯主
4/20 おれと私
4/21 うるさいナビゲーター
4/22 川上弘美さん
4/23 有給休暇
4/24 阪神に乾杯
4/25 女房の未来
4/26 あるフリーターとの会話
4/27 ホームレス
4/28 明日からGW
4/29 展覧会の絵
4/30 仏としての日々