今日の夕食のときにテレビをつけた。
NHK教育にすると、
「にんげんゆうゆう 聴導犬が大活躍!
聞こえない母の子育て」
という番組をやっていた。
テレビを観て最初は盲導犬かな、と思った。
そのうち聴導犬ということが分かった。
主人の耳のかわりをする犬だ。
聴導犬という名前を初めて知った。
聴導犬の持ち主は、
幼い子どもが2人いる素敵な女性だった。
生まれつきの聴覚障害者ではないようで
話すことは普通に話せた。
想像するに、
耳が聞こえないひとが育児をするということは、
大変なことだと思う。
赤ちゃんが泣いてもそれに気づかない。
幼稚園の女の子は、
母親が聞こえないということが、
まだよく分からないようだ。
自分のいってることを聞いてもらえないことは、
さびしいだろう。
母親は、子どもの口元を見て話すことを理解する。
しかし、口の形が似た音と間違えることもある。
子どもにテレビゲームを使って話すことを教えていた。
そのゲームを自分でやって、
場面場面でどんなことを喋っているかを、
ご主人に確認していた。
女の子は、最近では家にかかってきた電話に出て、
しっかり話して母親に伝えてる。
この親子は母親が耳を使えないだけで、
他の五感を使って
素晴らしいコミュニケーションをしていた。
母親の耳のかわりは聴導犬がしている。
(メモしてなかったのでこの犬の名前を忘れた)
美音(みお)っていったかな。自信ない。
家族の一員として可愛がられていた。
先週のプロジェクトXは、
日本で最初に盲導犬をつくったひとだった。
「盲導犬は自分の欲望を抑えて、主人に仕える」
これは犬しか出来ないことらしい。
こういうひとたちを見ると、
自分の生き方を反省してしまう九想です。