入籍記念日

'99年２月７日の九想話にも書きましたが、
今日は私たち夫婦の入籍記念日です。
その頃私たちは、豊島区の東長崎に住んでいた。
私は大学生協に勤めていて、
女房は証券会社を辞めて
無職だったように記憶している。

駒込の四畳半のアパートで同棲して二ヶ月で、
東長崎に引っ越した。
お金がなく結婚式は挙げられないが、
籍だけは入れようと思い。
考えたのが２月７日、二七のカブということで、
２３年前の今日、豊島区役所に２人で行った。
あの頃、私は何を考えていたのか。
まさか１年半後に、
双子の親になるなんてことは思ってもいなかった。

それにしても、
よく今日まで夫婦をやってこられたものだ。
おそらく息子たちのおかげだろう。
あいつらがいなかったら、
わがままな私たちは、
こんなに長く、
暮らしてはこなかったのではないか。
あと２年で銀婚式だ。
自分がそんなことになるなんて想像もつかない。

いつものように女房は今日のことを忘れていた。
うちは、そういうことを私が覚えていて、
女房はからっきし覚えていない。
この女房のずぼろさで、
今日までなんとかやってこられたんですけどね。