徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

クリスマス-24日(その2)

2005-12-29 02:31:40 | Weblog
24日の午後はキューバからのお客様が2人いらした。みんなでシュトレン(ドイツのクリスマスのお菓子)を食べながらお茶をし、夕方、教会へ。

教会では歌を歌った。知らない歌ばかりだった。唯一知っていたのは「聖しこの夜」。もちろんドイツ語なので歌えない・・・

24日に教会へ行くのは初詣みたいなものだと思う。タンデムくんも、お兄さんもクリスチャンではないけれど毎年行っているそう。そして、知り合いと教会で会えば「メリークリスマス」と言って挨拶。

家へ帰るとお母さんが、

お客さんは2階で待っていて

と。何事かと思ったら、写真の状態に。クリスマスツリーは午後、タンデムくんと私で飾り付けたけれど、テーブルの上にお菓子とプレゼントが並べられていた。

お菓子は大きい紙皿にフルーツやナッツと共に盛られていた。そしてその上に名前の書かれた紙が。つまり、1人1皿。

プレゼントには小さいカードがついていてそこに「あおへ メリークリスマス」などと書かれている。私はチョコレート、カレンダー、本を頂いた。

タンデムくんは帰省する前にルームメートからもらったプレゼントを開けていた。私は一応、手土産としてお母さんにチョコレートを渡していたけれど、そのとき、お母さんが、「これはクリスマスプレゼントにしましょう」と言い、私が渡したチョコレートもツリーの下に置かれていた。前もって受け取ったプレゼントもどうやらこの日にいっせいに開けるらしい。

みんなでわいわいプレゼントを開けた後、お母さんとお兄さんはディナーの準備に。ディナーを待つ間、キューバからのお客さんとタンデムくんと私の4人でプレゼントの中にあったドミノゲームをした。ドミノゲームは初体験。でも、コツが分かれば勝てる(ゲームでも勝ちたい)。

そして夕食。ドイツの夕食らしくコールドミール。でも、卵や魚、ハムなどいろいろ食卓に並んだ。どれもとてもおいしかった。

食事のときは電気を消し、ろうそくの明かりのみ。クリスマス用の4本のろうそく+リースのほか、あちこちにろうそくが置かれていた。

夕食の後はまたゲーム。私も小さい頃は家族でトランプなどをして遊んだ記憶があるけれど、そこそこの歳になったら兄が自室に引きこもるようになり、家族でゲームをする、ということはなくなった。やはり家族でゲームをするのは楽しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス-24日(その1)

2005-12-29 00:45:40 | Weblog
午前中、タンデムくんと街へ。彼のお兄さんの車に乗せてもらったのだけれど、途中、洗車場へ。結構車が並んでいた。

ドイツ人の車、汚いなぁ、といつも思ってみていたけれど、多分、自分で洗車をする、という習慣がないのだと思う。通常は洗車中は車から降りるようだけれど、乗ったまま洗車。機械で洗車をするのは初めての体験だった。なかなか面白かった。

街でタンデムくんはお兄さんにプレゼントを買いたかったようだけれどこれと言ったものが見つからず、結局街の散策とウィンドウショッピングとなった。アジアンショップが多かった。タンデムくんの話だと、お店の入れ替わりが激しいけれど、アジアンショップは残る、と。確かに、床面積と品物の量を見ると、坪単価はアジアンショップが断然高そう。

建物は、通りに面したところはきれいに塗り直してあったけれど、裏側は「100年くらいここに建っています」と言った感じの建物が多かった。街の中心からちょっと離れると廃墟みたいな建物がいくつもあった。

彼の街にはお城が2つあり、1つは街外れにあり、車で連れて行ってもらった。今はアートの学校として使われているようで、いろいろなオブジェが所狭しと並んでいた。

お昼ごはんの後はクリスマスツリーの飾りつけ。木は本物の木。2mくらいある。お兄さんが木を家の中まで運ぶところまでしてくれ、飾りつけはタンデムくんと私。オーナメントはたくさんあったけれど、実際使うのは数種類。おもしろい、と思ったのが、真ん中に穴の開いたチョコレートも飾ること。そういうチョコレートを飾るための針金も売られている。チョコレートはソファーの近くに飾るのがポイントらしい。

ライトはろうそく型。とってもステキ。ツリーをさらにロマンティックにしたのは細い銀色の紙。2,3本ずつ木に引っ掛けていく。

あお家ではサンタクロースはいなかったし、クリスマスツリーも私が小学生の時にはすでに飾っていなかったと思う(飾るのは好きだけれど、片付けるのは母。母の一声でクリスマスツリーはなくなってしまった・・・)。

まさか30を過ぎてクリスマスツリーをまた飾れるなんて思っても見なかったのでうれしかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする