友達の研究室の有志がランチに巻き寿司を作る、というので、参加させてもらった。10人くらい参加の予定、といい、『お米、どのくらい必要?』と聞かれたけれど、
食べる量によるから分からない
んですけどね。1.5kgあればいいんじゃない?ということで、友達がスモークサーモンやアボカド、米、酢などを用意してくれた。
彼女の研究室は新しい建物で、研究室の中にキッチンがあり、オーブンやIHコンロ、食洗機などが完備されていた。私の研究室は古い建物で、各オフィスに水道は付いているものの、キッチン設備はない。
巻き寿司10人分にお米、どのくらい要るんだろう、と思いながら300mlのカップで米を計り始めた。1,500mlになったときに、『もういいよね?』と周りの人に同意を求めたら
もう1杯いっておこうよ
と言われ、結局1,800ml。あとで考えてみたらこれって10合。すごい…
ドイツでは米は研がずにそのまま炊くが、私が研ぎ始めたら、日本に詳しいドイツ人女性が、『やっぱり研ぐのね。中国人も研いでいたから、研ぐのが正しいんだね』と感心していた。
使ったお鍋は10l以上入りそうな特大鍋。うわー。こんなのでちゃんとご飯炊く自信ないわ。
案の定、鍋の中の様子がまったく分からず、ご飯はうまく炊けなかった。芯が残ってしまった。
ハイライトはやっぱり巻くこと。面白かったのは、ドイツ人の皆さん、海苔にご飯を乗せるとき、ぎゅっぎゅっと圧縮したこと。細まきを作ったとき、うっかり私も海苔が足りなくなった。ドイツ人のポスドクが
補修、補修
といいながら、海苔を細長く切ってくれ、みんなで海苔が足りていない部分に継ぎ足した。みんなでわいわいいいながら巻いて楽しかった。
で、驚いたのが、その日本好きなドイツ人女性がしょうが(ガリ)と粉わさびを持ってきたこと。ドイツでガリは初めてみた。粉わさびも水で溶いたらちゃんとわさびのにおいがして、私的に
おすし屋さんのにおい
そのままだった。
食べるとき、みんなが、『醤油はどのくらい?わさびは?どうやって食べるの?』と私を興味津々で眺め、食べにくかった。
味はやっぱり、お米がちゃんと炊けていなかったから完璧ではなかったけれど、サーモンとアボカド、わさびと醤油で、そこそこおいしくいただけた。
最終的に巻き寿司を食べに集まったのは7人だったから、10合はかなり多く、結構残ってしまった。
ポスドクの人が言っていたけれど、
海苔は3枚食べたら食べすぎ
らしい。海苔はヨウ素を多く含むので、日本人は昔からヨウ素不足にはならなかったけれど、海草を食べる習慣のないドイツの人は、
塩にヨウ素が添加
されている。そうか。海苔は3枚までか。というか、そもそものり巻きを3本食べるのは無理だな。
今回、具が1種類(サーモン+アボカド)で、途中、飽きてしまった。次回はサラダ巻きなんかいいんじゃない?と思っていたら、その日本好きなドイツ人が、
日本人は巻き寿司にマヨネーズなんて使わないよね?
と聞いてきた。いや、ツナとキュウリ(たまねぎ)をマヨネーズであえて、菜っ葉も一緒に巻くよ。と答えたら、
日本にマヨネーズ、あるの?
と驚いていた。その発言に私は驚いた。彼女はマヨネーズを好きでないらしく、マヨネーズを使った巻き寿司は邪道、と思っていたらしい。
私が巻き寿司を作るときはサラダ巻きを作るけれど、それって、結構好評なんだけどなぁ。うん。次回、作ろう、と誓った。
食べる量によるから分からない
んですけどね。1.5kgあればいいんじゃない?ということで、友達がスモークサーモンやアボカド、米、酢などを用意してくれた。
彼女の研究室は新しい建物で、研究室の中にキッチンがあり、オーブンやIHコンロ、食洗機などが完備されていた。私の研究室は古い建物で、各オフィスに水道は付いているものの、キッチン設備はない。
巻き寿司10人分にお米、どのくらい要るんだろう、と思いながら300mlのカップで米を計り始めた。1,500mlになったときに、『もういいよね?』と周りの人に同意を求めたら
もう1杯いっておこうよ
と言われ、結局1,800ml。あとで考えてみたらこれって10合。すごい…
ドイツでは米は研がずにそのまま炊くが、私が研ぎ始めたら、日本に詳しいドイツ人女性が、『やっぱり研ぐのね。中国人も研いでいたから、研ぐのが正しいんだね』と感心していた。
使ったお鍋は10l以上入りそうな特大鍋。うわー。こんなのでちゃんとご飯炊く自信ないわ。
案の定、鍋の中の様子がまったく分からず、ご飯はうまく炊けなかった。芯が残ってしまった。
ハイライトはやっぱり巻くこと。面白かったのは、ドイツ人の皆さん、海苔にご飯を乗せるとき、ぎゅっぎゅっと圧縮したこと。細まきを作ったとき、うっかり私も海苔が足りなくなった。ドイツ人のポスドクが
補修、補修
といいながら、海苔を細長く切ってくれ、みんなで海苔が足りていない部分に継ぎ足した。みんなでわいわいいいながら巻いて楽しかった。
で、驚いたのが、その日本好きなドイツ人女性がしょうが(ガリ)と粉わさびを持ってきたこと。ドイツでガリは初めてみた。粉わさびも水で溶いたらちゃんとわさびのにおいがして、私的に
おすし屋さんのにおい
そのままだった。
食べるとき、みんなが、『醤油はどのくらい?わさびは?どうやって食べるの?』と私を興味津々で眺め、食べにくかった。
味はやっぱり、お米がちゃんと炊けていなかったから完璧ではなかったけれど、サーモンとアボカド、わさびと醤油で、そこそこおいしくいただけた。
最終的に巻き寿司を食べに集まったのは7人だったから、10合はかなり多く、結構残ってしまった。
ポスドクの人が言っていたけれど、
海苔は3枚食べたら食べすぎ
らしい。海苔はヨウ素を多く含むので、日本人は昔からヨウ素不足にはならなかったけれど、海草を食べる習慣のないドイツの人は、
塩にヨウ素が添加
されている。そうか。海苔は3枚までか。というか、そもそものり巻きを3本食べるのは無理だな。
今回、具が1種類(サーモン+アボカド)で、途中、飽きてしまった。次回はサラダ巻きなんかいいんじゃない?と思っていたら、その日本好きなドイツ人が、
日本人は巻き寿司にマヨネーズなんて使わないよね?
と聞いてきた。いや、ツナとキュウリ(たまねぎ)をマヨネーズであえて、菜っ葉も一緒に巻くよ。と答えたら、
日本にマヨネーズ、あるの?
と驚いていた。その発言に私は驚いた。彼女はマヨネーズを好きでないらしく、マヨネーズを使った巻き寿司は邪道、と思っていたらしい。
私が巻き寿司を作るときはサラダ巻きを作るけれど、それって、結構好評なんだけどなぁ。うん。次回、作ろう、と誓った。