太子葉護に率いられ回紇の精騎四千が南下してきた。
至徳二年九月の事であった。
「安慶緒の騎兵には到底かないません」
「いつも勝ちそうにはなるのですが」
と郭子儀が皇帝に懇請してきた結果であった。
喜んだ帝は三日間の歓迎の宴を予定させた。
それをきいて葉護はあきれて言った。
「禮儀の国とはいえ貴国は緊急の時でしょう」
「儂らは遊びに来たわけではありません」
「のんびり宴会などしている時ではありません」
「すぐ軍糧を補給してください、明日は出撃しましょう」
と促した。
翌日、回紇と子儀軍十五万は京師回復に向かった。
郊外で激戦が続いた。
しかし回紇騎兵の突撃により賊軍に穴が空き
そこへ子儀軍がなだれこんだ。
斬首六万。
京師は一気に回復され、賊軍は東都へ奔った。
至徳二年九月の事であった。
「安慶緒の騎兵には到底かないません」
「いつも勝ちそうにはなるのですが」
と郭子儀が皇帝に懇請してきた結果であった。
喜んだ帝は三日間の歓迎の宴を予定させた。
それをきいて葉護はあきれて言った。
「禮儀の国とはいえ貴国は緊急の時でしょう」
「儂らは遊びに来たわけではありません」
「のんびり宴会などしている時ではありません」
「すぐ軍糧を補給してください、明日は出撃しましょう」
と促した。
翌日、回紇と子儀軍十五万は京師回復に向かった。
郊外で激戦が続いた。
しかし回紇騎兵の突撃により賊軍に穴が空き
そこへ子儀軍がなだれこんだ。
斬首六万。
京師は一気に回復され、賊軍は東都へ奔った。