喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



3泊4日青森旅行もついに最終日、本州ほぼ最北端である下風呂温泉郷での目覚め。遠いところまで来ましたなぁ。今日はその本州ほぼ最北端から栃木まで一気に帰るので、ほぼ一日移動となる見込み。。



でも移動だけじゃつまらん、ということで早朝から下風呂の街を歩くことに。陽菜は爆睡中なのでとりあえず父母に一足先に散歩してきてもらうことに。自分は旅の思い出をこうやってブログに残すため、写真と要点整理w



㉕下風呂温泉散策(6:50-7:35)


父母が返ってきたので、早速出発(当然陽菜起きず)。まずは下風呂メモリアルロードから。昨晩も歩きましたが夜とはまた雰囲気が違う。青空も見えていい天気です。



今回は足湯にもつかりました。気温が低いと冷たくなることもあるみたいですが、この時期はいい感じの温度。足湯につかりながら海を見ていると、「遠くまで来たなぁ」と言う思いと、「帰るのがもったいないなぁ」と言う気分になる。ここに来た多くの人がこう感じることでしょう。



足湯の裏から階段を上ると赤い鳥居がありました。こういうのは夜じゃさすがに探せない。



昨晩はいかなかった公民館側へ。なんだこの入り口は?



降りていくと、温泉街に通じていました。こういうのを発見するのが温泉街の散策の醍醐味です^^



新湯の公衆浴場発見!



で、その奥に続く階段。その先には。。。



途中から感づいていたが、やっぱり墓地か!こんないい温泉地に住んでいるのだから寿命も長いのかと思ったから少し寿命確認をしようと思ったがそれはやめておいた。



そこから大湯公衆浴場方面へ向かって、裏手にある神社へ。長い階段です。



入り口にある1番大きな松にパワーをいただきました。左手奥は墓地か。おそらく先程の墓地とつながっているんでしょうね。



神社から港を臨む。今回の地場散策もたくさん発見があって楽しかったです。お腹も空いてきたし宿に戻ろう。


朝食(8:10-8:50)


まつも」という海藻と、いかの塩辛をまぜてホタテの貝殻の上で焼く料理。こういう地元の食べ方を出してくれるのはありがたい!他にもご飯がすすむおかずが多く、ごはんを3杯もたべてしまった。



ここの女将さんはとてもフレンドリーでいろいろ情報をもらえた。驚いたのは
窓から猿が見えたんです
という話をすると
東京の上野動物園の猿は、下風呂温泉から送られてる猿なんだよ」と。
上野の猿がまさか本州ほぼ最北端に生息していた猿だったとは!こういうの面白いですね。



8:30〜はプリキュアが始まったので陽菜の食事ペースが落ちる…。料理を持ってきてくれた方を、「ご飯の先生」と呼び、プリキュアになりたいとか話し出すし、陽菜のマイペースには困ったものです。



部屋に戻って一服して出発!最後まで温かくお見送りしていただきありがとうございました。ここまでしてくれる旅館はなかなかないんじゃないかと思います。



このまま帰っても夜になるんだろうが、どうせここまできたら前回やり残した「尻屋崎」に行ってみたい。というか、今回行かないと俺でも一生行かないかもしれないからな^^;ガソリン入れて尻屋崎へ向かいます。



尻屋崎までは約1時間。到着間際に大きな工場地帯があったのは驚いた。三菱マテリアルか、ここに出張に来る人もいるんだろうなぁ、遠すぎるだろ。

そしてゲートを越えていく。尻屋崎というと、寒立馬という馬が放牧されているのが有名だが、見られない時もあるらしい。青い空と尻屋崎灯台と、寒立馬をバックに写真が撮りたいなと思っていたが実現できるのか?



㉖尻屋崎(10:35-11:05)


実は駐車場に停める前から、寒立馬がいるのが分かった。それもちょうど灯台のそば!いいタイミングで来られたんじゃない??と思い、車を停めて、馬の所へ。



案の定、陽菜が「怖い〜」って泣き叫ぶ^^;たまたま1頭が群れから離れて草を食べまくっていたものだから、陽菜の視界に入らないようにして記念の一枚。全員写真で撮りたかったがその余裕がなかったw



そして予想だにしなかったサプライズ!なんと尻屋崎灯台が150周年記念と言うことでなんと無料開放しているらしい。普段は入れませんからね。まさか灯台に登れるとは!



まぁちょっと寒立馬もじっくり見てみたかったのでまずは馬の群れの方へ。おとなしい馬で、人に慣れているのか全く動じずただひたすら草を食べています。この肉付き!普通の馬よりもガタイいいです。



一応監視員さんがいる!と思ったらこの監視員さんは海の監視をしており馬の監視ではないらしい。まぁ馬の監視も実際はやっているみたいだったが。寒立馬は風の向きによって移動しているらしく天気予報がわりになると言っていた。



寒立馬の子供はいるのか?と思ったがどうやら去年生まれた1匹の寒立馬の赤ちゃんが死んでしまったらしい。寒立馬は全部で20通近くいるがその中で種馬は一頭しかいなく監視員さんによると、そのため種馬にがんばってもらわないといけないんだと言っていた。



そう言っているそばから、種馬が交尾を始めているwこれなら安泰じゃないのか?監視員さんもこりゃ来年が楽しみだわって言っていた。「ほら皆、シャッターチャンスだ!」盛り上げ方を心得ていらっしゃる。

さて、灯台に登ってみましょう。




㉗尻屋崎灯台(11:05-11:40)


繰り返しだが、ここは普段公開されている灯台ではないが、期間限定公開中ということで特別に入れるという状況。それなのに陽菜は馬に敏感になってしまったのか灯台は高いから行きたくないと言っている。普段は平気なのに何言ってるんだか^^;またとない機会なんだから行こうぜ!(無理やり)



入場料は200円。さらに特別記念品としてストラップを売っていてついつい買ってしまった。



普段は公開されていないからか手すりもかなりきれい。全部で128段あるが公開記念に向けてなのか、途中で30段刻みくらいで今何段目かを示すカードが置かれていた。



てっぺんに到着!灯台と言うと屋上は風が強いのが定石だが、今回は何と穏やかなことか!



灯台から馬の群れを見る。尻屋崎ならではの光景!



馬の部分をズーム。大抵群れで行動しているようですね。



海岸をよく見るとお墓とお地蔵さんが!なぜこんなところに?



灯台を降りると寒立馬の大移動が!車大丈夫か?とにかくいいタイミングで来られてよかった。そして灯台・寒立馬・青空の下写真も撮れたし大満足。旅行の締めとしていい思い出になった。



ということで、青森旅行も思い残すことはない。後はいよいよ帰るのみだ。尻屋崎には黄色の花がたくさん咲いていたので、そちらをトイレがてら鑑賞しつつ、いよいよ帰路へ!
まぁ当初自分一人で700km運転する予定だったが、父の車で来たことで交代で運転できるからあまり心配はしていないが。まずは当面南下だ。



昼食はどこかで食べないとならない。。六ヶ所村にカフェがあるのは調べていたが、時間も押しているし道の駅によってちょこっと地場の名物でも買って食べたほうが早いかなということになった。



㉗道の駅 みさわ(13:05-13:55)


当初は寄る予定のなかったところ。結構人がいるもんだ。ここで売っているキャベツはとんでもなく大きかった。野菜もお手頃価格



ここで昼食を取ろうとしたがエアフォースバーガーと言うご当地メニューがあったので、それを注文しかしなかなか出てこず、結局50分位かかってしまった。おいおいこれじゃ店で食べるのと変わらなかったんじゃないか??何時に家に着くことやら。



第二みちのく道から高速にイン。修理中なのかETCのレーンが封鎖されており、ETCカードを搭載している車は入口・出口とも一般のレーンで精算をしてくれと書いてある。これってETC割引きくのか?青森から栃木まで高速を使うので、万一ETC割引が効かないというのは避けたいので、途中一旦高速を出てETCで入りなおす。結果としては、ETCでなくてもETCを搭載していることを証明できれば割引は効くのだった。。まぁ心配しながら帰るよりは時間かけても確認しておいたほうがいいな。


(15:45 岩手山通過)


こちらは岩手山。頂上は完全に雲の中に!


滝沢IC下車(16:11)~盛岡ICイン(17:01)


長時間の高速ともなると何かとトラブルがつきまとう。盛岡IC手前で事故があり一部区間が封鎖となったようだ。。面倒だが降りて盛岡ICから再度乗りなおす。考えることはみな同じなので、下道に降りると相当な渋滞が待っている。これで約1時間のロスだ。


(18:16-18:38 長者ヶ原SA休憩)


長者ヶ原SAで休憩。上りの長者ヶ原SAは初めてか。化女沼を遠くに眺めることができる展望場があり、夕暮れの化女沼を一望できる。



化女沼にはかつてテーマパークがあり、その跡地が廃墟マニアに人気だという。それも昔。今は権利をどこかが買収しており、入ることも禁止になっているそうな。小さな観覧車が展望場から見ることができた。



陽菜が公園で遊びたいというのでしばし付き合う。このままだと到着が22時になってしまうな。。

ということでここからは寄り道もせず、夕食も帰るときに近くのコンビニで買うかということにしてまずは足利ICに到着。ほぼ旅行も終わったな、お疲れ様!



エピローグ(22:17 実家着)


そしてコンビニで軽く夕食を買い、自宅へ。父と交代で運転できなかったらおそらくヘトヘトになっていただろうな。妻とりっくんが来れなくてどうなることかと思ったが、何とか無事帰ってくることができて一安心。

梅雨の青森にしては天気は非常に恵まれていたし、わさおも居たし、尻屋崎灯台にも登れて色々タイミングはばっちりだったけど、やっぱりこの時期は竜飛崎が霧かかっているし、大雨になる場合もあるから、観光にはあまり向いていない時期なんだろうとは思った。

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■今回のベスト5
父母自分で200点ずつ持って、よかった・印象深い観光地に点数を配分してトップ5を選定します。



1.恐山
2.黄金崎不老ふ死温泉(泊)
3.仏ケ浦
4.高山稲荷神社
5.尻屋崎・尻屋崎灯台


各人がつけた1~3位はバラバラではありますが、5位まで拡げると大体みんなこのあたりに票を入れていたように見えます。1位恐山は父母が最も印象に残ったそうで、そもそも1度は来てみたかったというので、期待通りの観光ができたということでしょう。2位は黄金崎ふ老不死温泉。あいにく夕日は見れなかったがそれでも海辺の露天風呂は独特の雰囲気があってすごく気に入りました。3位は仏ケ浦。やはりあの景色は下北ならでは。陽菜を連れての観光は少し勇気がいりましたが…w
1位~3位は天気次第では順位が入れ替わりも考えられたでしょう、個人的には尻屋崎灯台に登れたこと、寒立馬と写真も撮れたことからこれまでの感動を覆すぐらい感動してしまい、尻屋崎を1位にあげました。黄金崎ふ老不死温泉で夕日が見れていたらこっちが1位だったかもしれないですね。

■残念だったでしょう
・ぽんぽこ山 ラベンダー祭り:見どころがちょっと…
・寒風山:霧がかかりすぎていて全く景観がわからんかった!


■旅の忘れ物
今回まわったルートというよりは青森でやりたい事というスケールで書きます。
・酸ヶ湯温泉
・紅葉の奥入瀬渓谷・十和田湖
・遊覧船からみた仏ケ浦
・黄金崎ふ老不死温泉の夕日
・晴れた日の白神山地
・田舎館村 田んぼアート
・そして ねぶた祭



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