喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回はよく近くを通る岩舟山に行ってみようと思い、ルートを調べていたが大平山まで縦走するルートがあったので、こちらを歩いてみます。ただ距離が10kmを超えてくるので結構あるなと思い、駐車場を探したところ、岩舟山を先に見学して、岩舟山の下にある駐車場を使えば、大平山から歩いても岩舟山に登らないで縦走距離を縮められると思い、車2台で突入です。



岩舟山、すなわち高勝寺へはかなりガタガタした道ですが車で行けます。駐車場に停めると立派な門が。日本三大子授け・子育て地蔵尊なのですね。ちょくちょく観光客もいます。



本堂も立派だけど今日は特に行事はないのかな。ここでは岩舟山ではなく、岩船山と表記されている。岩船山が昔の書き方ということ?



お堂の周りも見どころたくさんです。血の池が赤くないのはお決まりですね。塔婆がたくさん置かれた岩場も雰囲気があります。さすが霊場と呼ばれるだけあります。で、ここで大失敗してしまったことに気が付く。今日登山靴じゃなくて間違ってスニーカーで来ちゃってるじゃん!岩場が少なければ何とかなりますが、スニーカーの靴底だと結構凹凸のある場所を歩くときついんですよね。しかも今日は結構長丁場。大丈夫だろうか。。。



奥の院もありますが、見どころはこのお地蔵さまではありません。



切り立った崖。これは必見です。ただ今回行ったときは金網が壊れて、崖がむき出しになっていました。これは危険!崖の近くに近づこうものなら、崩れる可能性もあります。というか地震が来たら、立っている足場もろとも崩れるかも。そんなドキドキを楽しみながら、崖を眺めてきました。



場所は奥の院のさらに奥になります。この場所が一番印象に残りました。



他に三十塔も見どころ。こんな近くに立派な塔があったとは。岩船山って隠れた名所だと思いました。じっくり観光してしたの駐車場に1台停車。もう1台で大平山へ向かう。



大平山側は、大中寺に停めましたが駐車場が9時の時点で満車だった。何とか邪魔にならないだろうところに停めてきたが、GWだけあってかなりの混雑具合です。大中寺も立派なお寺でした。



大中寺には七不思議があるそうで、時間があれば全部見てみたかったが、通り道にある②馬の井戸だけ見て大平山へ向かいます。井戸は土でふさがっていました。



井戸の左から登山道へ。根がむき出しになった道を通って約40分で大平山到着。



大平山に来るのはかなり久しぶりだ。記事を見返してみると約10年前!そうそう、紅葉がきれいな時期だった。階段を登って太平山神社へ。



太平山は桜の時期と紅葉の時期が混雑するといいますが、GWでいい天気ということもありそれなりに人はいました。まぁ密というほどではないか。



境内を少し歩いて、せっかくだから店の方も見てくることに。



栃木方面の眺望。鯉のいる町という案内をされていたがそういえば栃木の町も一度ゆっくり歩いてみようと思って実現できていないな。時間のある時にでも行ってみよう。



それでは登山の続き。ちょっとわかりにくいが富士浅間神社・晃石山方面へ登っていきます。道中たくさんの人とすれ違いました。足利でいう織姫山~両崖山ルートみたいなものか。家族連れ、赤ちゃんを背負ったお父さんまで。…って、さすがにそれはやりすぎでしょうw



富士浅間神社の裏手には大平山341mの看板が。この辺りの山のピークは必ずしも通らなくてもよいように迂回ルートが用意されています。まぁせっかくだからピークを通っていきたいと思い、自分は各山のピークを通っていくことにします。



道中、これといった見どころはないがところどころに見晴らしがよい場所があるのと、ちょっと気になったのがシカに食べられないようにガードされている木と、それにも関わらず食べられてしまった木。あと、駒形岩(駒の爪)
。駒形岩は何が珍しいのかよくわからなかったな。(細い傷がついているのが爪の痕ということか)



こちらは見晴らしスポット。パラグライダーか何かの離陸地点かな?座って休んでいる人がいたが、確かにここは遮るものがないので、地上がよく見えた。逆に地上からこの地点もカメラをズームするとよく人が見えてしまうw



晃石山山頂への分岐をピークに向かうルートを向かって頂上へ。ここで温度計があって気温は16℃!風も強く体感温度は低い



やがて晃石神社へ。休憩スポットとしてたくさんの人が昼食をとっていた。おばちゃん組は、ベンチに4人も座ってマスクなしでおしゃべりしているがそれはやり過ぎでないか?いくら屋外とはいえ気を付けたほうが良いと思う。



そろそろ昼時になってきた。次の休憩地点で昼食にしよう。それにしても風が強い。標高も本日のルートの中では高いところなので低めの気温と合わさって強風はかなり冷たく感じた。



見晴らしの良いベンチ発見!ここで昼食にします。今日はラーメンサラダ。いつも代わり映えしない昼食ですが、ヘルシーで食べ過ぎずこれくらいがちょうどいいんですよね。しかし今日は追加でリンゴデニッシュも食べてしまいました。



ここまでくるともうルートも終盤に近付いています。長い階段の真ん中には手摺が。なぜこの構造になったのか?すごい混雑したから道を分けたのか??



階段を下ると桜峠になります。だいぶ標高を下げたからか暖かい風が吹き抜けます。うーん、暑くなってきた。昼食時に来た上着をここで再び脱ぐことに。



かなり急な下りが多いです。こちらは馬不入山(うまいらずやま)、他の登山客の日記を見ていると岩舟山方面から大平山方面に向かうのは登りがきついという意見が多かったが、確かにこれは逆ルートだときつかっただろうなと思う。同時に、終盤で足がだいぶ疲れている中で、この急な下りは足がやられる原因にもなり、しかも今日はスニーカーで来てしまっていることから、足の疲労も大分きつくなってきた。



やがて車道へ。道路を渡ってすぐ左にルートは続くが、最初気が付かずに道路をだいぶ左に進んでしまった。「車道狭いし危ないわ~」なんて言っていたら、ルートを間違っていたという。。。結構車も飛ばしてくるので渡るときは気を付けましょう。



道路を渡ってルートに戻ると、が出現。茶色で濁った沼だが、鯉が泳いでいるのがわかる。この後もいくつか沼が出てくるので、結構この辺り沼が多いようだ。



車道を通り駐車場へ到着。最後の方はスニーカーでだいぶダメージが蓄積されたのか足の裏が痛くて普通に歩くのがやっとだった。道自体は危険なところはなかったが、ちゃんと準備しなかった(うっかりスニーカーを履いてきてしまった)ミスだったな。高勝寺に車を置いたら、ここから上り坂が待っていたので、下に停めて良かったと思ったのだった。

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【登山・ハイキングデータ】
※YAMAPのアプリ使用

■日時:2021年5月3日(月)
■気温:16℃(晃石山山頂)
■登山時間:4時間13分(山頂での昼食休憩24分含む)
■天気:★★★★★:5.0
1日を通じて良い天気。
■疲労度:★★★★☆:4.0
スニーカーを履いてきてしまったのが大失敗、ダメージが蓄積した
■スリル:★☆☆☆☆:1
特段の危険個所はない
■景観:★★★★☆:4
見晴らしがよいポイントが多い

【歩行ルート】




【タイムテーブル】




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