想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

福島の「希望」

2011-10-01 01:04:54 | Weblog
ナツハゼ夏櫨のジャム、今年はおあずけ~。
野鳥も食べに来ないでね‥。


木瓜の実って見たことありますか?
リンゴかと思ったね、5個成ってます、よりによってこんな年に!
って去年植えたんだったっけ。宮司さんにいただいて。
実をつけたってことは地に足着きましたということで、よかったね。

避難区域が解除されたニュースが流れても、喜んでる空気よりも戸惑い
の方を強く感じるのはわたしだけではないね、たぶんね。
スピーディーのデータを隠したのと同じやり方としか思えない‥。
解除すれば解決、原発事故収束、なんて短絡的な受け止め方を期待
してるのか? バカらしすぎる。
でも、ほんとにバカにしてんだよな~中央官僚と政治家達、福島の人を
田舎もんだと思ってバカにしてんなあ‥。

田舎ってすごいんだぞー、ウツクシマフクシマだぞー。
失ってなんかいない、今も福島は生きています。
美しまふくしまというキャッチフレーズ通り、美しい秋を迎えました。
人々は寡黙に耐え忍んでいるのです‥。放射能物質をどうしたらいいかと。
森と湖と川と、里山と、歴史ある町々。
あたりまえのように暮らしていたから美しいことを知らなかった人々も
故郷の自然のかけがえのなさに今さらながら気づいてしまって‥。
よけい悲しいんです。
うさこはよそ者でしたが今は福島大好き県民なのですよん。
別荘族ではないですよん。

官僚とか政治家とかじゃなくて、福島の再生に一生懸命(この言葉!)
文字通りこれから一生をかけて取り組もうって人々がいます。
それをお伝えできる日が早く来ることを願っています。

カメ先生にはたくさんのお力をいただいて感謝しきれません。

「希望」という言葉が、福島にいると身に沁みて突き刺さります。
とても美しい言葉。胸がキュッとなる言葉。
福島で今、希望とは私利私欲とは遠くにある言葉なのです。

追記/あ、いろいろあるけどぷ~ちゃんは元気にしています。
今足元で爆睡中、ぷす~っといい臭いもしていますけんね‥。
このごろぷ~の写真をあまり撮っていないだけです。
まとわりついて、うさこを慰めたり励ましたりハタライテくれてます!





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