想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

ひとつづきの空の下で

2023-01-01 16:30:07 | Weblog
謹賀新年。
おめでとうございます。
おだやかな元旦です。新年を迎えられる
慶びを本年は格別に感じます。
いくつかのよいことがあって、
とても静かな年越しとなりました。

「新しい戦前」という言葉通り爆撃のニュースは
元日とて絶えることがありません。
ゼレンスキーが人でなしと訴える声も虚しく
聞こえます。

例年に比べて降雪も少なく晴れ間の見える空に
ひとつづきの空の下に、今凍えている人が確かに
いることを思わざるをえません。ましてや
今の幸福に何の、誰の保証もない国のありさまですから。



わが定番のグールドからしばらく離れていました。
クリスマスの頃、twtの友人がアップしていたCD
ジャケットをみてそうだなあと聴きたくなりました。
グレン・グールドともう一枚はチェロのゴルドベルグでした。






そして元旦はAnd Serenity 瞑想するG.グールド
というアルバムを聴いています。
休みではあるけれど年始早々に印刷所へ戻す
校正紙を抱えて、緊張しっぱなしなので
気持ちをしずめるのにとても合っています。

晩年のグールドのピアノはやわらかな響きで
若い頃の録音より、今の自分には心地よく感じます。
グールドの小さなハミングがかすかに聴こえます。


(クリスマスに降った雪です)

皆さま、美き年となりますように。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする