我が家のすぐ近くから急坂になっていて100メーターほど登ったところから緩やかになり,突き当りは広大な公園になっている。
このベッケンナム・プレース・パーク・はトータル237エーカー、96ヘクターの敷地をもつ、となりのカウンシル・ルーシャムの最大の公園なのだ。私の住むカウンシルはブロムリーと呼ばれ我が家はルーシャムとはちょうど境目にあるから歩いて5分くらいで公園に入る。
公園の中ほどに古いマンションが建っている。ここは1773年この土地を買ったジョン・カータ氏がマンションを建てたもので、彼は庭園や植物に興味があり、当時では珍しい草木を集めて植えた。
このお屋敷と土地は1927年ルーシャム・カウンシルに売られ、2016年までここは一般人のゴルフコースとなっていた。昔からゴルフは金持ちの娯楽として高く、一般人には手の出ないものだったがここは英国で初めての、大衆ゴルフ場だった。
2016年にルーシャムカウンシルはゴルフ場を廃止し、公園として運営。
そして昨年2018年長年続いているロトリー(宝くじ)からこの公園を改装すべく援助金が出た。
お屋敷付随の花壇や古い建物も今盛んに改装されており、子供たちの遊び場が設置された。
そして元ゴルフコースの一角に大きな池を作り、水際で子供たちが水遊びができる浅瀬を作った。
今だ工事中のこの辺りはしっかりと柵が張り巡らされて水際へは行けない。
7月21日(学校が夏休みに入る日)がこの池のオープンデーになる。
別にこの池で泳ごうとは思わないが、何となく嬉しくて、21日を心待ちにしているこの頃。