放送大学で「死生学入門」をとっているのですが
講師の先生が進めてくれた映画を見たくて、息子がよくレンタル屋さんに行くのでお願いしていました。
それがやっと見つけてきてくれて、昨日見ることができました。
映画のタイトルは「私の中のあなた」
洋画なのですが、白血病にかかった娘を助けるために遺伝子操作をし、ドナーにするために子供を体外受精で妊娠出産
その子供が、11歳になった時に、これ以上の医療処置を拒否するために、親を相手に訴える内容です。
内容を全部話してしまうと、これから見る人に申し訳無いのでこれ以上の事は言いませんが
私も、緩和ケア病棟に勤務していますし、生きること、死んでいく事に関しては
ものすごーく敏感です。
ましてや、死生学の先生が進めた映画ですから、奥が深い。
やっぱり、探してきてもらってまでも見る価値のある映画だったと思いました。
その映画のなかで、早く死ぬことは、悪いことではない。という言葉があるのですが
生き物の死亡率は、どんなにお金があっても、どんなに治療しても100%の確率で死んでいくのですよね。
だとしたら、死んでいくことは悲しいことではない。だって、すべての人が必ず迎えるのですから。
でも、自分の大切な人が死の淵にいるとすれば、誰も嬉しい、よかったなんて思わない。
やっぱり、お別れするのは悲しいし、別れたくないと思う。永遠がなくても、この時が永遠に続いてくれればと願う。
その映画のお母さんは、まさに、大切な子どもをどんなことをしても助けたかった。
死なせるなんて、何言ってるの。ビーチに行きたいという娘に対して、父親はそれならビーチに行こうとする。
それを、必死に行かせないようにする母親。でも結局、ビーチに行って、とてもいい時間を過ごす。
生きている時間の過ごし方。まさに、その人らしく生きる・・・
いま、「死んだらおしまいではなかった」という本を読んでいます。
その本は、2000人以上の人の葬儀を担当した住職さんが書いた本で
データとして、2000件以上なければ、説得できることとして皆さんに理解してもれえないということで
2000という数字にこだわったみたいですけど、11年で2000件はかなりハードだったようです。
それで、その本には、人は死んでも、(よく世間でいう)、霊魂はそこにいるそうです
とくに、突然の事故などで亡くなった場合、死んだことが自分で気が付かずに、体から、魂が離れてしまっているので
お葬式でいくらお経をあげても、本人がそこにいないから、成仏できないって、
その現場に行って、お経をあげるとやっと気が付いて成仏できたということもあったそうです。
この本は、私が、仕事でいつも難しいことばかり考えているから、
たまには、頭を休めるためにと同僚が貸してくれた本なのですが
かえって、少し考えてしまいました。
前にも言いましたが、私は死がやはり怖くて
自分だけでなく、自分の周りにいる人が亡くなる事も、あまり体験していないので
意外と死に対して情けない人間なのです。(仕事上は別ですよ、エンゼルケアが専門で勉強もしていますから)
だからこそ、自分で死を克服するために、死について勉強をしているのですが
今回は宗教も勉強して見ましたけど、お坊さんか、キリスト教の信者にでもならないと
ダメかもしれませんね。
まだまだ、私に修行の旅は続きますね。当たり前ですね。
講師の先生が進めてくれた映画を見たくて、息子がよくレンタル屋さんに行くのでお願いしていました。
それがやっと見つけてきてくれて、昨日見ることができました。
映画のタイトルは「私の中のあなた」
洋画なのですが、白血病にかかった娘を助けるために遺伝子操作をし、ドナーにするために子供を体外受精で妊娠出産
その子供が、11歳になった時に、これ以上の医療処置を拒否するために、親を相手に訴える内容です。
内容を全部話してしまうと、これから見る人に申し訳無いのでこれ以上の事は言いませんが
私も、緩和ケア病棟に勤務していますし、生きること、死んでいく事に関しては
ものすごーく敏感です。
ましてや、死生学の先生が進めた映画ですから、奥が深い。
やっぱり、探してきてもらってまでも見る価値のある映画だったと思いました。
その映画のなかで、早く死ぬことは、悪いことではない。という言葉があるのですが
生き物の死亡率は、どんなにお金があっても、どんなに治療しても100%の確率で死んでいくのですよね。
だとしたら、死んでいくことは悲しいことではない。だって、すべての人が必ず迎えるのですから。
でも、自分の大切な人が死の淵にいるとすれば、誰も嬉しい、よかったなんて思わない。
やっぱり、お別れするのは悲しいし、別れたくないと思う。永遠がなくても、この時が永遠に続いてくれればと願う。
その映画のお母さんは、まさに、大切な子どもをどんなことをしても助けたかった。
死なせるなんて、何言ってるの。ビーチに行きたいという娘に対して、父親はそれならビーチに行こうとする。
それを、必死に行かせないようにする母親。でも結局、ビーチに行って、とてもいい時間を過ごす。
生きている時間の過ごし方。まさに、その人らしく生きる・・・
いま、「死んだらおしまいではなかった」という本を読んでいます。
その本は、2000人以上の人の葬儀を担当した住職さんが書いた本で
データとして、2000件以上なければ、説得できることとして皆さんに理解してもれえないということで
2000という数字にこだわったみたいですけど、11年で2000件はかなりハードだったようです。
それで、その本には、人は死んでも、(よく世間でいう)、霊魂はそこにいるそうです
とくに、突然の事故などで亡くなった場合、死んだことが自分で気が付かずに、体から、魂が離れてしまっているので
お葬式でいくらお経をあげても、本人がそこにいないから、成仏できないって、
その現場に行って、お経をあげるとやっと気が付いて成仏できたということもあったそうです。
この本は、私が、仕事でいつも難しいことばかり考えているから、
たまには、頭を休めるためにと同僚が貸してくれた本なのですが
かえって、少し考えてしまいました。
前にも言いましたが、私は死がやはり怖くて
自分だけでなく、自分の周りにいる人が亡くなる事も、あまり体験していないので
意外と死に対して情けない人間なのです。(仕事上は別ですよ、エンゼルケアが専門で勉強もしていますから)
だからこそ、自分で死を克服するために、死について勉強をしているのですが
今回は宗教も勉強して見ましたけど、お坊さんか、キリスト教の信者にでもならないと
ダメかもしれませんね。
まだまだ、私に修行の旅は続きますね。当たり前ですね。