レンコンの部屋

日常の感じた事など

倫理について

2014-06-28 16:00:14 | 日記
私は今年、委員会を5つ掛け持ちしています。

その中の一つに、モラル検討委員会というのがあるのですが・・・

今年度から始まったばかりの看護倫理に関する委員会なのです。


看護職員の倫理観を底上げするというか、昔ながらの病院体質ではなく

現在の医療現場にふさわしい看護の質を高めるために、頑張ってほしいということで

私が委員長になって、5月からはじまったばかりなのですが

なんだか、考え方の違う人を相手にこちらの意図することを伝えようとするのは

とても大変なことだということをヒシヒシと感じている今日この頃です。


人の考え方は、特に50も過ぎると、そう簡単には変えられない。

ましてや、倫理というものは、それに違反しても、ペナルティがないから

痛くも、何とも感じない、それが、苦情となってかえってくると

そんなつもりで言ってないのに、もうこんなんだったら、怖くて話もできないと言い始める

自分の取った行動・言動に対する「反省」という二文字はないんですかね。


確かにいろいろな病院や、施設でとんでもない職員の話は今までも聞いてきました。

医療・介護の現場では、どうしても相手が弱者になってしまうので

私たちはいつも以上に、相手に対しての言動には注意を払わなければならないのです。


どれだけ熱く語っても、聞く側が、その言葉を受け止めようとしていない限り

右から左で、きっと心には響かないんですよね


私はこれから、どうすればいいのでしょうか?


あきらめずに、繰り返し語り続けるしかないのでしょうかね・・・

まずは、日頃行っている行動が、倫理的態度になっていないという指摘から

始めれば良いのでしょうか


看護倫理綱領を何回読み合わせしても、きっと意味がないと思います。

だって、読むという行為と、その内容を理解して、行動するという行為は全く持って違うのですから。


私だって、いつも、神様に試されているなーと感じる瞬間があります

偉そうに言っても、人間ですもの、完璧なんてできません。

だからこそ、繰り返し、自分を戒めてこれでいいのか、間違っていないかと反省しながら行動していくしかないと思うのです。


まだ、始まったばかり。

こぴっと頑張りますか!!(朝の連ドラにはまっているんですよね)