レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

大蜥蜴の怪

2022年03月31日 09時57分57秒 | 特撮

「大蜥蜴の怪」
原題:THE GIANT GILA MONSTER
1959年 アメリカ 73分
■監督:
 レイ・ケロッグ
■出演:
 ドン・サリヴァン
 リザ・シモーヌ
 シャグ・フィッシャー
 ジェリー・コートライト

●あらすじ
ニュー・メキシコの平穏な田舎町で次々と不可解な殺人事件が頻発する。
保安官と協力し、失踪した友人を捜索していた主人公は、巨大な毒トカゲの怪物と遭遇する。
その後、巨大トカゲは列車を転覆させ、建物を破壊し、主人公たちのパーティー会場を襲撃する。
銃撃にも平気な巨大トカゲを退治するため、彼らは改造自動車にニトロを積んで体当たり攻撃を試みるが・・・・・・
(Amazonより)

★感想など
これ観たかったんだよねえ!
どのトカゲとも被らないその”トカゲ特撮”が観たかった!
巨大感0パーセントと言われていたけど、正にその通りだったねえ。
監督が特撮マンの割には、今までで一番ダメなトカゲ特撮だったな。
トカゲと人間が同じショットになることが一度も無く、完全に別シーンてのはちょっとねえ。
でも本物のトカゲがのそのそと動いているのを怪獣だと思えと言う、
観ている我々に要求するトカゲ特撮、大好きです!!
これで残るトカゲ特撮は「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界(1960)」くらいになったな。
こうなってくると絶対に観たいな!
でも制作年度本作の翌年なんだね。。。
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大魔神

2022年03月15日 19時19分34秒 | 特撮

「大魔神」
1966年 日本 84分
■監督:
 安田公義
■出演:
 高田美和
 青山良彦
 藤巻潤
 五味龍太郎
 遠藤辰雄
 橋本力

●あらすじ
戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。
前主を弑した左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。
だが、額にくいを打ち込んだ途端、
突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。
左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追求はやめなかった。
忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
子供の頃観て以来かな。
でも結構覚えてたりするのは、やっぱり印象が強いからだろうね。
ラストに魔神が出てくるまではずっと時代劇のため、子供の頃は割と退屈だった。
大人になった今観るとそのドラマ部分も結構楽しく観れるんだけどね。
悪の家老役に「仁義なき戦い 代理戦争」等でもお馴染みの遠藤辰雄が出てたりするし。
そんなこんなで大魔神登場まで引っ張り、クライマックスはこれぞ特撮と言わんばかりの名シーンの数々!
特撮技術もさることながら、大魔神自体も素晴らしい。
腕を振り上げて顔が一瞬で変わるのは、子供時代なら必ず真似するだろうが
それよりも大魔神の中に入って演じている橋本力と言うお方。
この人の目の演技力が凄まじ過ぎる。
大魔神の表情は固定化されているが目の部分だけは役者の目を使っている。
この目の表情が実に怖い!
正に怒りの大魔神って感じで、本作でも一旦動き出した大魔神はもう止められないって感じの大暴れ。
悪人を倒したのに、そこで終わらない大魔神にあたふたし何とか止まってくれと人々が懇願するところも
人間の望み通りではない正に神様って感じで最高だった。
やっぱり「大魔神」は名作だね!
なお大魔神に入っている橋本力さんはこの後「妖怪大戦争」の悪役ダイモンの中にも入り
その後勝新太郎の命令で香港に渡り「ドラゴン怒りの鉄拳」の適役を演じたのは有名な話。
さらに「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストで橋本力がブルース・リーに蹴られて吹っ飛ばされるシーンで
橋本力さんのスタントを演じたのは、まだスタントマン時代のジャッキー・チェンなのも
これまた有名な話ですね。
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バート・I・ゴードンの恐竜王

2022年03月11日 18時16分56秒 | 特撮

「バート・I・ゴードンの恐竜王」
原題:KING DINOSAUR
1955年 アメリカ 63分
■監督:
 バート・I・ゴードン
■出演:
 ウィリアム・ブライアント
 ワンダ・カーティス
 ダグラス・ヘンダーソン
 パティ・ギャラガー

●あらすじ
B級映画界の巨匠、バート・I・ゴードンのデビュー作。
未知の惑星・ノヴァへ調査に向かった動物学者のリチャード・ゴードン博士ら4人の科学者たち。
ところが、リチャードと地質学者のノラピアス博士が恐竜に遭遇し、洞窟に閉じ込められてしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
愛すべきMr.BIGのデビュー作。
だからかこれ相当な低予算なんだろうなあと感じる。
まず登場人物が4人しか居ないうえ、撮影はALL外でロケ。
肝心の特撮シーンは「紀元前百万年」の流用と。
まあ話の内容はデタラメの極みなんだけど、トカゲ特撮が観れるだけでOKとしよう。
私はなんだかトカゲ特撮が好きだなあ。
こうなってくると何としても「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界(1960)」を観たくなるなあ。
そう思って調べてみたら、もう1本「ロスト・ワールド」のタイトルで1950年にトカゲ特撮があるとは知らなかった。
両方買ってしまおうかな。
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ヘドロ人間

2022年01月05日 22時41分18秒 | 特撮

「ヘドロ人間」
原題:THE SLIME PEOPLE
1963年 アメリカ 76分
■監督:
 ロバート・ハットン
■出演:
 ロバート・ハットン
 レス・トレメイン
 ロバート・バートン
 スーザン・ハート

●あらすじ
地下深部からの卑劣な怪物団によってロサンゼルスが制圧され、
生き残った者たちが破壊された大都市からの脱出を試みる。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
中々面白い映画だった。
短い上映時間ながら、次々と話が展開する作りはこちらを飽きさせない。
肝心のモンスターも冒頭から隠さず全貌を現してくれて嬉しい。
音楽もしきりに盛り上げてくれるし、感覚としては当時の東宝特撮に近いかな?
反面若い女の子が二人出てくるのだが、こんな危機的状況なのにどちらもあっさりカップルになっていちゃいちゃするとか
教授の科学考証的作戦も、どうにもいきあたりばったりに見えるとか
イロイロと突っ込み所は多いんだが、それでも60年代特撮としては愛ある出来栄え。
その辺のが好きな人なら是非。
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驚異の透明人間

2021年11月10日 23時00分42秒 | 特撮

「驚異の透明人間」
原題:THE AMAZING TRANSPARENT MAN
1960年 アメリカ 58分
■監督:
 エドガー・G・ウルマー
■出演:
 マーガリート・チャップマン
 ダグラス・ケネディ
 ジェームズ・グリフィス
 アイヴァン・トリーソール

●あらすじ
外国勢力に対して世界征服を図るあるスパイグループが1人の受刑者を脱獄させようとする。
彼らは実験科学を使用して受刑者を透明人間にさせ計画に必要な核物質を盗ませようとする。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
これまた言ったもん勝ちなSF映画でしたな。
核物質を盗んできて自作の機械で光線を当てるとあらビックリ!
何と透明人間になるじゃないですか?
先日は人間を小さくしたり大きくしたり自由自在でしたが、本作では透明人間にすることが出来る!
いやあこの頃の映画は自由でいいなあ。
だが透明になれても次第に耐性が付いてきて、段々透明になれる時間が短くなっていくのがちょっと現実的で面白い。
内容と言うかネタの割にはサスペンス演出が足りず盛り上がりに欠けるが
上映時間が短いからちょうど良い塩梅で終われるのは良いところだろう。
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