レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

吸血鬼ゴケミドロ

2010年06月26日 21時02分38秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「吸血鬼ゴケミドロ」
1968年 日本 84分
■監督:
 佐藤肇
■出演:
 吉田輝雄
 佐藤友美
 高橋昌也
 高英男
 金子信雄

●あらすじ
旅客機が空飛ぶ光体と遭遇、計器が狂い岩山に不時着した。
乗客たちはからくも一命を取り留めたかに思われた。
だが乗客の一人は、吸血宇宙生物ゴケミドロに、身体を乗っ取られていたのだった……。
インベーダーによる地球侵略の恐怖を描いたSF映画。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
日本SF映画の名作の一つとして有名な作品。
あのタランティーノも大好きらしい。
全篇異様なムードが漂い、ゴケミドロの恐怖よりも
むしろ極限化におかれた人間の業やエゴが剥き出しになる展開の方が怖い。
この辺は、ロメロのゾンビ三部作のようでもあり、興味深い所。
最初にゴケミドロに乗っ取られた、高英男の演技は秀逸。
「ターミネーター」のシュワちゃんのようで、一見の価値あり。
勿論、我らの金子信雄も期待通りの演技を見せてくれます。
だが本作は、実に突っ込み所が多い!
そういった点でも、オススメな一作ですぞ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする