「まむしの兄弟 二人合わせて30犯」
1974年 日本 94分
■監督:
工藤栄一
■出演:
菅原文太
川地民夫
成田三樹夫
東三千
女屋実和子
三島ゆり子
川谷拓三
●あらすじ
菅原文太と川地民夫主演の『まむしの兄弟』シリーズ第7作。
十数億円の遺産をめぐって、まむしの兄弟と神戸新興暴力団が大争奪戦を繰り広げる。
出所したゴロ政は、勝と神戸・新開地に舞い戻った。
新開地は新興やくざの加賀組が勢力を誇っており、気に食わない二人は加賀の経営する高級クラブで大暴れ。
翌日、加賀組の幹部塚本が勝を探しにきた。
幼い頃別れた勝の母親・弥生は資産家で、病弱なため我が子に会いたいとのことだった。
勝は弥生に会うが…。
(東映チャンネルより)
★感想など
前作とは一転、今度はシリアス風な作品になっている。
後半のジュンの歌のシーン等に代表されるように、歌謡曲を織り交ぜたシーンも多い。
勝の母親とのエピソード等、全体的にしんみりした雰囲気を漂わせた、邦画らしい作品とも言える。
正規シリーズとしてはこれが最後らしい。
残りの二本は一体どうなっていることやら。